- 手紙の「書き出し」はどう書く?
- 拝啓や前略などの言葉から書き始めるのが正しい?
メールやラインで連絡を取り合うケースが増えた分、手紙を書く機会はめっきりと少なくなりましたね。
手紙の書き方で特にややこしいのが、「書き出し部分」の書き方です。
手紙の書き方にはいろいろとルールがあり、間違えると失礼に当たることもありますから注意しておきましょう。
↓結論から言うと、手紙の書き出し部分には次の3つのことを書くのが正解です。
手紙の書き出しにはこの3つを書く
- ①頭語(拝啓・前略などの言葉です)
- ②時候の挨拶(季節ごとに書き方が違います)
- ③相手の安否確認(相手の健康を気づかう文章です)
なお、友人や親戚など親しい人に書く手紙では、①や②はなくても問題ありません。
最初から「暑い日が続いていますが、体調などくずされていないでしょうか」といったような内容から書き出しましょう。
(親しい関係の人にあまりにもかた苦しい手紙を書いてしまうと、よそよそしく感じてしまうこともありますから注意してください)
以下では、手紙の書き出しについて文例を紹介します。
フォーマルな書き方と、ややくだけた書き方の両方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
手紙の「書き出し」にはこの3つのことを書く!
手紙の「書き出し」には、次の3つのことを書きます。
手紙の「書き出し」に書く3つのこと
- ①頭語
- ②時候のあいさつ
- ③安否確認のあいさつ
↓こちらの赤文字の部分が手紙の書き出しにあたります(目上の人へのお礼の手紙など、かなりフォーマルな手紙な場合の例です。カジュアルな手紙の書き出しについてはこちらをクリック)
①拝啓 ②春の気配がようやく整った今日この頃ですが、③鈴木先生におかれましてはますますご健勝のことと存じます。
さて、先日はご多忙の中、私どもの結婚披露宴に遠路よりお越しいただき、誠にありがとうございました。
~(中略)
新年度を迎え、お忙しいとは存じますが、健康にはくれぐれもご注意くださいませ。
敬具
四月十五日
山田太郎
鈴木恵一先生
これら3つの意味はそれぞれ以下の通りです。
書き出しの3つのパーツの意味
- ①頭語:「拝啓」などの文章です。
- ②時候のあいさつ:季節感を感じさせる文章です(1月~12月の例文はこちら)
- ③安否確認のあいさつ:相手の状況をたずねる文章です。
これら3つを「書き出し」で書いたら、「さて、~」という形で本文に入っていくことになります。
なお、①と②についてはカジュアルな手紙では省略しても問題ありません。
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カジュアルな手紙の書き出しルール
上ではかなりフォーマルな手紙の書き出し例文を紹介しましたが、友人や親せきに送るカジュアルな手紙では①頭語や、②時候の挨拶は省いても特に問題ありません。
(かた苦しい印象を与えたくない場合には、むしろ①や②はないほうが良いかもしれません)
ただ、いきなり要件から入っていくのはいかにもぞんざいな感じがしてしまいますから、③相手の安否確認から書き出すのが良いでしょう。
親しい親戚や友人に出すカジュアルな手紙の書き出し
- ①頭語や、②時候の挨拶はなくてもかまいません
- いきなり要件から入るのはぞんざいな印象があるので、③相手の安否確認から書き出しましょう
本文で書きたいことはたくさんあるのに、いつも書き出しで手が止まってしまう…という方も多いと思いますが、相手の状況をイメージして「そちらの状況はいかがですか」とたずねることから始めるとずいぶん書きやすくなりますよ。
以下ではビジネスだけでなく、親戚や友人に手紙を送るときにも使いやすい書き始め文例を季節ごとに紹介します。
過ごしやすい季節、季節の変わり目、新しい年度の始まりなど、相手の状況イメージしながら参考にしてみてください。
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春の手紙の書き始め文例
- 春風が心地よい季節になりましたが、元気にお過ごしですか。
- 冬の寒さも去り、ずいぶん過ごしやすくなりました。新しい生活にはもう慣れましたか。
- 長かった寒さもずいぶん和らぎましたが、お変わりありませんか。
- まだ時折寒さが戻ってきますが、体調をくずしたりしていませんか。
- 桜のニュースが町をにぎわせていますね。気温の高いこちらは葉桜も見えだしました。そちらはどうですか。
- 緑が美しくなりましたね。どこか行楽にでかけましたか。
- 春野菜がおいしい季節にすりましたね。もうたけのこは食べましたか。
- 春の日差しが暖かい毎日、いかがお過ごしですか。
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夏の手紙の書き始め文例
暑さの表現を取り込み、相手の様子を気遣う言葉ではじめると書きやすいです。
- 今年は特に暑い日が続きますが、お元気ですか。
- いよいよ本格的な夏ですね。体調はどうですか。
- 毎日の暑さにこちらはすっかり参っておりますが、そちらはどうですか。
- かき氷が恋しい季節になりました。~ちゃんはもう食べましたか。
- セミの声がにぎやかになってきました。
- 夏祭りの季節ですね。そちらのお祭りもそろそろ始まりますね。
- 夏休みが始まりました。毎日お忙しいでしょうね。
- この夏初めての花火を見ましたが、もう見にいかれましたか。
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秋の手紙の書き始め文例
気候の変化の文言を取り入れて、相手の体調などを気遣う言葉で
- 急に冷える日が多くなりましたが、体調をくずされてはいませんか。
- 暑い日があったり、ひんやりした日があったり、服装に困る季節ですね。
- 昼が短くなり始めました。秋の夜長どうお過ごしですか。
- 食べ物がおいしい季節になりますね。もう栗やお芋は召し上がりましたか。
- さわやかな秋晴れが続いていますね。どこかに出かけられましたか。
- スポーツの秋です。~ちゃんは変わらず部活をがんばっていますか。
- 食欲の秋ですね。今年は秋の味覚は何を食べましたか。
- 秋風が冷たくなりましたね。早くも冬も近づいているようですが、体調をくずされていませんか。
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冬の手紙の書き始め文例
風邪など体調を崩しやすい季節なので、寒さを絡めて健康を気遣う始まりで。
- 寒さ厳しい折、お体を壊されていませんか。
- 油断して風邪を引いてしまいました。そちらは大丈夫ですか。
- 先日コートを出しました。そちらはまだ暖かいですか。
- お鍋がおいしい季節になりましたね。アンコウ鍋は食べましたか。
- 師走を迎えましたが、毎日お忙しいのではありませんか。
- 初雪が降りましたね。いよいよ本格的な冬到来です。
- 新年を迎えてからあっという間に日がたちました。
- まだまだコートが手放せない毎日です。春が待ち遠しいですね。
手紙の書き始めは、相手との親しさや距離感によってもまったく違ってきます。
挨拶だけよそよそしくなったり、いかにも形式という形にならないよう全体の文章とのバランスを考えて書くのがポイントですね。
本文で紹介させていただいた例文を参考に、季節感を感じさせつつも、相手をきづかう書き出し文章を意識してみてくださいね。
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「書き出し」を省略してOKなときとNGなときがある
「書き出しの3つ」については、次のように使い分けましょう。
「書き出し」の3つを必ず書かないといけない場合
- 相手の手紙に「書き出し」が書かれていた場合の、返信の手紙
- お客様に宛てて書く手紙
- 目上の人に宛てて書く手紙
「書き出し」の3つを省略してもよい場合
- 相手の手紙にも「書き出し」が無かった場合の返信の手紙
- 急用で出す手紙
- はがきで出す手紙
- 親しい知人や友人・親戚に出す手紙
「書き出し」の3つを書いてはいけない場合
- 相手が病気や災害にあい、お見舞い状を出す場合
- 自分の身内の死亡通知を出す場合
書き出しを省略する場合には「前略」で書き出す
「書き出し」を省略する場合には、「前略」という言葉をつけると良いです。
(前略=書き出しを省略しますよ、という意味です)
書き出しを省略する場合には、次のような例文が考えられます。
「書き出し」を省略する場合の書き方(「前略」を使います)
前略
すでにご承知の方も多いかと思いますが、経理部の鈴木一郎さんが香港支社へと転勤されることとなりました。
つきましては、鈴木さんの前途を祝すために、送別会を催したく存じます。
~
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季節ごとの時候の挨拶例文
再度確認すると、手紙の書き出し部分には次の3つのことを書くのでした。
手紙の書き出し部分に書く3つのこと
- ①頭語
- ②時候の挨拶
- ③安否確認の挨拶
この中で「②時候の挨拶」は手紙を書く時期によって表現を使い分ける必要があります。
※↓例えば、1月であれば次のように書き出します(②に注目してご覧ください)
以下では、1月~12月それぞれの「②時候の挨拶」の例文表現を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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1月の時候の挨拶
- 松の内のにぎわいも過ぎ、厳しい寒さの中にもすがすがしい空気を感じる日々となりました。
- 年明けから気温がぐっと下がり、雪の舞う厳しい寒さが続いております。
- こたつにミカンが恋しい季節となりましたが、いかがおすごしでしょうか。
- 年も改まりましたが、今年は例年になく寒い日が続いております。
- 正月気分も抜け、ようやくいつもの日々の暮らしが戻りつつある今日この頃ですが、いかがおすごしでしょうか。
漢語調の1月の書き出し例文
フォーマルな手紙や、お客様や恩師など目上の人に対して出す手紙では、「漢語調」の書き出しが適切な場合もあります。
↓例文としては以下のようなものが考えられます(「~の候」と「~のみぎり」はまったく同じ意味になります)
- 新春の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 初春の候~
- 厳寒の候~
- 寒冷の候~
- 厳冬の候~
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2月の時候の挨拶
- 立春とは名ばかりの厳しい寒さが続いておりますが、いかがおすごしでしょうか。
- 二月もなかばを過ぎ、ようやく春の足音を感じられる気候となりました。
- 一雨降るごとに春の近づきを感じる今日この頃、いかがおすごしでしょうか。
- うぐいすの初音が聞かれる頃となりました。
- 水ぬるむ季節となりましたが、いかがおすごしでしょうか。
漢語調の2月の書き出し例文
- 立春の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 早春の候
- 晩冬の候
- 余寒の候
- 春寒の候
3月の時候の挨拶
- 桜のつぼみのふくらみに春の深まりを感じる今日この頃、皆様におかれましてはご健勝のことと存じます。
- 寒い人暖かい日が交互に続く今日この頃ですが、体調などくずされていらっしゃいませんか。
- 野山にさわやかに風が吹くころとなりました。
- 春らしいうららかな日和が続く今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
- 「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、ずいぶんと過ごしやすい日が続くようになりました。
漢語調の3月の書き出し例文
- 早春の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 春暖の候
- 陽春の候
- 春色の候
- 萌芽の候
4月の時候の挨拶
- 花冷えの日々が続く今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
- 春も深まり、過ごしやすい日が続いていますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
- うららかな春日和の日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
- 新年度のあわただしい日もようやく落ち着いてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
- 入学シーズンとなり、ランドセルの小学1年生がまぶしく見える今日この頃です。
漢語調の4月の書き出し例文
- 桜花の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 春爛漫の候
- 仲春の候
- 晩春の候
- 惜春の候
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5月の時候の挨拶
- 深緑のまぶしい季節となりましたが、皆様におかれましてはいかがおすごしでしょうか。
- 暦の上では夏となりましたが、まだ春の名残りが感じられる今日この頃です。
- 梅雨も近づき雨の良く降る日が続くようになりました。
- そろそろ衣替えの季節となりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
- 穏やかな過ごしやすい日が続き、気持ちまで晴れ晴れする今日この頃です。
漢語調の5月の書き出し例文
- 若葉の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 新緑の候
- 立夏の候
- 軽暑の候
- 万緑の候
6月の時候の挨拶
- 入梅のころとなり、雨の続く日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
- 水の貼られた田んぼに若苗が整然と並ぶ季節となりました。
- 吹く風も次第に夏めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
- 今年も衣替えの季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
- 今年ももう半分まできました。時の流れの速さを感じる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
漢語調の6月の書き出し例文
- 入梅の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 梅雨の候
- 短夜の候
- 初夏の候
- 向暑の候
7月の時候の挨拶
- 七夕の短冊に願い事をしたのをなつかしく思い出す今日この頃です。
- 夏祭りが楽しみな季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
- 夏休みも近づき、子供たちもにぎやかに過ごしております。
- 本格的な夏到来も近づき、うだるような暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
- 今年は冷夏ということで、いつになく過ごしやすい日が続いておりますが、~様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
漢語調の7月の書き出し例文
- 仲夏の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 小暑の候
- 炎暑の候
- 大暑の候
- 猛暑の候
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8月の時候の挨拶
- 八月に入り、ひときわ強い日差しが照り付ける日が続いております。いかがおすごしでしょうか。
- 暦の上では秋となりましたが、まだまだ暑い日が続いております。
- 残暑の厳しさが身に応える日々が続いておりますが、体調などくずされていらっしゃいませんか。
- 燃え盛る夏の日差しも、ようやく少しやわらいできたようです。
- 暦の上では処暑を迎えましたが、まだまだ厳しい暑さが続くようです。~様におかれましては体調などくずされていらっしゃいませんでしょうか。
漢語調の8月の書き出し例文
- 暮夏の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 残暑の候
- 納涼の候
- 秋暑の候
- 初秋の候
9月の時候の挨拶
- 九月になりましてもなお厳しい残暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
- 「天高く馬肥ゆる秋」と申しますが、豊かな実りを感じる季節となりました。
- 彼岸花が咲き乱れるのを見かけるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
- 台風一過の空がことのほか青く澄み、心地よい秋晴れとなりました。
- 秋風が心地よい日が続き、夏の猛暑が嘘のように感じられる今日この頃です。
漢語調の9月の書き出し例文
- 新涼の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 清涼の候
- 爽秋の候
- 秋分の候
- 秋冷の候
10月の時候の挨拶
- 絶好の行楽日和が続いておりますが、~様におかれましてはどちらかにお出かけになりましたか。
- 「秋の日は釣瓶落とし」と申しますが、日に日に秋の深まりを感じる今日この頃です。
- いつしか秋も深まり、けやき並木もほのかに色づき始めたようです。~様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
- スポーツの秋となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
- 秋色も深まってまいりましたが、紅葉はもう少し先のようです。
漢語調の10月の書き出し例文
- 秋涼の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 錦秋の候
- 菊花の候
- 紅葉の候
- 朝寒の候
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11月の時候の挨拶
- 晩秋とはいえ、うららかな日和が続いております。
- 落ち葉が風に舞う季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
- 霜枯れの季節となり、冬の到来を感じる今日この頃です。~様におかれましては風邪などひかれていないでしょうか。
- 暦の上では立冬となりましたが、秋晴れの天気が続いております。
- はや向寒の候となり、日脚もずいぶんと短くなってまいりました。
漢語調の11月の書き出し例文
- 晩秋の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 霜秋の候
- 向寒の候
- 落葉の候
- 初霜の候
12月の時候の挨拶
- 師走に入り、~営業所の皆様におかれましては益々ご多忙のことと存じます。
- 木枯らしに落ち葉が舞う季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
- 凍てつくような寒さ厳しい日が続いておりますが、ご機嫌いかがでしょうか。
- 今年は暖冬ということで、師走とは思えない穏やかな陽気が続いております。
- 年の瀬となり、毎年ながら月日の立つのはなんと早いのかと感じる今日この頃です。
漢語調の12月の書き出し例文
- 師走の候(みぎり)、いかがおすごしでしょうか。
- 歳末の候
- 初雪の候
- 忙月の候
- 厳寒の候
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その他の手紙の書き出し例文
拝啓 梅の香りに心がなごむ季節となりました。
皆様、お元気でいらっしゃいますか。
おかげ様で、私ども家族も新居での生活に慣れ、元気にしております。
さて、先日の連休には久々に家族そろって愛媛県の龍王温泉まで行ってまいりました。~
宿のお土産品売り場を見ていましたら、叔父様はいちごが好物だったことをふと思い出し、季節がら生のいちごというわけにもいかず、いちごのお菓子をお送りいたしました。
どうぞ叔母様とご一緒にお召し上がりくださいませ。
春とはいえ、天候は不順な日が続くようです。
季節の変わり目でもございますので、風邪などひかれませんようご自愛下さいませ。
敬具
三月二十一日
山田花子
鈴木太郎様
良子様
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上の例文は目上の人にあらたまった手紙を書く場合や、ビジネスで書く手紙に使える例文です。
例文の、赤文字の部分が手紙の書き出しです(前文ともいいます)
(↓この部分です:再掲)
拝啓 梅の香りに心がなごむ季節となりました。
皆様、お元気でいらっしゃいますか。
おかげ様で、私ども家族も新居での生活に慣れ、元気にしております。
目上の方に出す手紙や、ビジネスで出す手紙の書き出し部分には、次の3つのことを書く必要があります。
手紙の書き出し部分に書く3つのこと
- ①頭語
- ②時候の挨拶
- ③安否確認の挨拶
↓例文では、それぞれ以下の部分が①~③に該当しますね。
①拝啓 ②梅の香りに心がなごむ季節となりました。
③皆様、お元気でいらっしゃいますか。
おかげ様で、私ども家族も新居での生活に慣れ、元気にしております。
以下、①~③のそれぞれの部分で具体的にどういうことを書く必要があるのか?について説明します。
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①頭語
上の例文では「拝啓」の部分が該当します。
このような文章を「頭語」と呼びますが、頭語は手紙の末尾の「結語(上の例文では「敬具」)」と対応している必要がありますので注意しましょう。
通常は「拝啓・敬具」の組み合わせを使えば問題ありませんが、それ以外には次のような頭語と結語の組み合わせがあります。
頭語と結語の組み合わせ
- 一般的な手紙 :拝啓・敬具
- あらたまった手紙 :謹啓・敬具
- 書き出し省略の手紙:前略・草々
- 返信で出す手紙 :拝復・敬具
- 重ねて出す手紙 :再啓・再拝
②時候の挨拶
上の例文では「梅の香りに心がなごむ季節となりました。」の部分が該当します。
この部分では、それぞれの月に合わせた、季節感を感じさせる文章を挿入する必要があります。
各月の手紙の書き出し部分で使う時候の挨拶については、こちらで説明していますから参考にしてみてください。
③安否の挨拶
上の例文では「皆様、お元気でいらっしゃいますか。おかげ様で、私ども家族も新居での生活に慣れ、元気にしております。」の部分です。
相手の健康や状況についてたずねるとともに、自分や家族の身の回りの状況などについてごく簡単に伝える文章を入れるのが一般的です。
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手紙の書き出し:親戚・友人など個人宛のカジュアルな内容の場合
親しい友人や親せきの方に手紙を出すときには、「拝啓~」なんて書くとなんだかかた苦しすぎる感じがしますよね。
このような手紙の書き方は原則的なルールではありますが、親しい相手に手紙を書くときにはもっとカジュアルな書き出しでも問題ありません。
↓具体的には、次のような例文を参考にしてください。
出産祝いの手紙を友人に出す場合(正式な書き出し部分を省いてもOKな例)
ご出産おめでとうございます。
~さんが以前から希望されていた通り、女の子で本当に良かったですね。
母子ともに健康ということを聞き、私たちもほっとしました。
初めてのお子さんの誕生にご家族の方もさぞ喜んでおられることと思います。
これからしばらくは子育てで大変なこともあるかと思いますが、ご主人にも手伝ってもらいながらできるだけ身体を休めるようにしてくださいね。
~さんのご主人はとてもやさしい方ですから、きっとたのもしいイクメンになってくれることだろうと思います。
赤ちゃんの健やかなご成長をお祈りしております。
取り急ぎお祝いまで。
本来の手紙の書き出しでは、①頭語・②時候の挨拶・③相手の安否を確認する挨拶の3つを入れますが、ごく親しい相手に出す手紙では、これらは省いてしまっても特に問題ありません。
上の出産祝いに関する例文ではいきなり本文の内容から書き始めていますが、手紙の内容によってはそのほうがむしろ好ましく思ってもらえることもあるでしょう。
正式な形の手紙の書き出しにするか、カジュアルな雰囲気の書き出しにするかは、相手との関係性や距離感を考えながら選択するようにしてください。
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7月の手紙の書き出し例文:ビジネス向き
まずは、7月に送るビジネス向けの手紙の書き出しについてみていきましょう。
ビジネス向きの手紙の書き出しでは、次のフォーマットを意識すると書きやすいです。
上の「~」の部分をその場に即して補っていけば、よい書き出しが自動的に出来上がりますよ。
例えば、「盛夏の候、貴社ますますご盛栄のことと存じます」といったような書き出しが考えられますね。
上のそれぞれの赤字の部分のバリエーションを次で説明していますので、組み合わせて使ってみてください。
普段から親しいお付き合いのある取引先の担当者に手紙を出すときや、季節イベントなどの案内状に手紙を添える場合などは、季節感を意識して季語を積極的に入れると良いですね。
それぞれの「~」をうめる7月に適した表現としては、次のようなものが考えられます。
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「~の候」
- 拝啓、~の候、貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
- ~の候、貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
なお、上の「~の候」の~には、
- 盛夏
- 猛暑
- 炎暑
- 大暑
- 極暑
- 酷暑
などの気候や暑さを入れて表現すると季節感が出てよいです。
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「貴社ますます~のことと~ます。」
- 拝啓、~の候、貴社ますます~のことと~ます。
- ~の候、貴社ますます~のことと~ます。
貴社ますます~「~」に入れる言葉
「ますます~」という部分には、
- ご盛栄
- ご隆盛
- ご発展
- ご健勝
- ご隆昌
- ご活躍
- ご壮健
という言葉を加えますが、どれも会社がますます繁盛して、発展してという意味で使われるものです。
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「のことと~ます」の「~ます」に入れる言葉
「~ます」という部分には、
- お慶び申し上げます。
- のことと存じます。
- 至りに存じます。
という言葉で書き出しの文章を締めるのが一般的です。
この他にも、
- 酷暑の候、いかがお過ごしでしょうか?
- 平素は弊社に対し格段のご厚情を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
- 梅雨が明け暑さが厳しくなってきましたが、貴社ますますご壮健のことと存じます。
- 猛暑をしのぎがたい日々の中の業務ですが・・・、
- 例年にはない過ごしやすい気候となっておりますが・・・、
- 今年の夏は例年にはないほどの猛暑となっておりますが、
といった、少し砕けた書き出しで始めるのもおすすめです。
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7月 手紙の書き出し例文:学校向き
一般的な手紙やプリント類の書き出しで書くと、本文に繋げやすくなります。
- 海開き、山開きのニュースに心躍る季節となりました。
- 盆踊りのお囃子が聞こえてくる頃となりました。
- 蝉の声が聞こえてくる暑い季節となりました。
- 朝顔がぐんぐんツルを伸ばし、咲き競う季節が到来しました。
- 猛暑の季節になりました。
- 盛夏の候、いかがお過ごしでしょうか。
- 夏空に雲の峰がひときわ高く立つころとなり、夏本番となってきました。
- 梅雨も明け、暑さも一段と増してまいりました。
- 海山の恋しい季節を迎えました。
- 寝苦しい毎夜を迎えています。
- 耐えがたい暑さが毎日続いています。
- そろそろ夏休みも近くなってきましたが、皆様お元気にお過ごしですか。
- 各地では花火大会も開催される季節となってきました。
- 入道雲が本格的な夏を感じさせる気持ちのよい暑さとなってきましたが、
- 梅雨が明け、本格的な暑さを迎える毎日ですが、
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7月 手紙の書き出し例文:親戚向き
親戚などへ宛てて書く手紙は、季語や時候の挨拶は入れるものの、それほど堅苦しくせずに書きましょう。
やわらかい雰囲気が伝わるような言葉を使用すると、温かみのある手紙を書くことができます。
- 梅雨も明けて本格的な暑さとなってきましたが、皆さんお元気でしょうか。
- 今年は一段と猛暑が続いておりますが、体調など崩されていませんか?
- 蝉の声に夏を感じるようになってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
- 暑中お見舞い申し上げます。
- 連日暑さが厳しく体にこたえる毎日となっていますが、お元気でしょうか。
- 朝夕には涼しげな風鈴の音が心地よい季節となってきましたが、いかがお過ごしですか?
- 猛暑の毎日、夏バテなどで食欲不振や体調不良となっていませんか?
- しばらくお会いしていない間にすっかり暑い毎日となりましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
- そろそろ子供たちも夏休みですね。今年の予定はもう決められましたか?
- マリンスポーツを楽しめる季節になりましたが、今年の予定はどうでしょう?
- ひまわりが元気よく大きくなっている毎日、ご家族の皆さんは変わりはありませんか?
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書き出しに関するまとめ
ここまでは、7月の手紙の書き出しについてシーン別に使いやすい例文を紹介しました。
手紙をどのような用途で使用するのかによって、最適な書き出しには違いがあります。
暑さを感じるような書き出しにすると、7月に書かれる手紙の雰囲気を出すことができますね。
手紙を書くたびにまったくのゼロから文章を考えるのは大変なので、本文で紹介した例文を参考に、自分の中でいくつかパターンを決めておくと良いでしょう。
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7月の手紙の挨拶文について
以下では、7月の手紙で使える挨拶文を紹介します。
ビジネスで手紙を出すときに使用する季語や、締め・結びの文をより具体的な文例集として紹介しますので、参考にしてみてください。
7月の季語は種類がとても多くあり、使用するときの気候に合わせて選ぶことが大切になってきます。
どのような季語があり、その使い方などにも触れてみましたのでご活用ください。
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7月の手紙:一般的な書き出しの例文
7月の手紙の書き出しに入れる挨拶文としてすぐに活用できる文例を紹介します。
挨拶文は手紙を送る相手との関係の深さによって使い分けないといけませんが、次で紹介するものであればシーンを問わず使うことができます。
「失礼にならないようにしたいけれど、あまり堅苦しい印象を与えるのもちょっと…」という場合に使いやすいものを選びましたので、活用してください。
- 猛暑の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 暑さの厳しい中、ご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 拝啓 夏らしい季節となってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか。平素は格別なご高配を賜り御礼申し上げます。
- 拝啓 小暑の候 貴社におかれましては益々のご繁栄のこととお慶び申し上げます。
- ようやくの梅雨明け、本格的な暑さとなってまいりましたが・・・、
- 例年になく湿度を感じない快適な日々となっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
- 今年の夏は暑さだけではなくジメジメとした湿度が厳しいようです。
- 猛暑が続きしのぎがたい毎日、いかがお過ごしでしょうか。
- 寝苦しい夜が続いておりますが、体調を崩されてはいませんか?
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7月の手紙:挨拶文で使用する季語は?
7月に使える季語の例
- 小暑
- 梅雨明け
- 盛夏
- 大暑
- 炎天
- 七夕
- 熱帯夜
- 浴衣(ゆかた)
- 金魚
- 納涼
- 風鈴
- 海水浴
- 夏休み
- 花火
- 入道雲
- 避暑
- 金魚
- かき氷
- ビアガーデン
夏の季節を連想させる単語はまだまだあり、7月に開催される祇園祭などのお祭りも季語として使われることが多いです。
地元でかかわりのある相手に手紙を出すときには、地域のお祭りについての単語なども季語になります(今年も「~祭りの準備が始まりました。子供たちはおおはしゃぎです、など)
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挨拶文での季語の使い方
手紙の書き出しの挨拶は、季語を取り入れた文章にすると良いでしょう。
例えば、「梅雨が明けて、暑い季節になってきました」など、文の冒頭で使い、本文に入ります。
また、季語は手紙の締め(結び)の挨拶に使っても問題ありません。
締め(結び)の言葉として使用する場合は、「まだまだ大暑が続きますが、暑さに負けずにご自愛ください」など、相手を気遣う言葉とともに季語を使うと良いですね。
手紙にこなれた感じを出すには、季節感や臨場感を意識するのがポイントになります。
季語を時候の挨拶で使う方法
季語を時候の挨拶で使うと、かしこまった印象の手紙にすることができます。
例えば、「盛夏の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」という文例を考えましょう。
この場合、季語は「盛夏」ですが、これを「盛夏の候」という表現に変えると時候の挨拶になります。
締めの結びの言葉としては、季語に気遣いの言葉を加えて締めくくることで、相手に対しての配慮の気持ちを表すことができます。
この時に注意したいのが、始まりの言葉として使った季語と同じ印象の季語を使用しないことです。
始まりの時候の挨拶として「盛夏の候」を使用したのなら、結びの言葉には「まだまだ暑い日が続きますが、夏バテなどにならぬようご自愛ください」というように、少し砕けた印象にすると印象が良いですね。
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ビジネス向けの締め・結びの文例
ビジネス向けの手紙では、季語や時候の挨拶を入れる必要はありません。
しかし、ビジネスの関係性など柔軟に季語や時候、気遣いの挨拶などを加えても失礼にあたらない場合もあるので、臨機応変に対応するとよいでしょう
ごく一般的な締め・結びの文例を紹介します。
- 本格的な夏を迎えましたが、貴社のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。
- 暑さもようやく厳しさを増してまいりましたが、〇〇様にはお変わりなくご健勝のこととお喜び申しあげます。
挨拶文に関するまとめ
ビジネス向けの7月の手紙の挨拶文は、ビジネスの相手との関係性によってどのような挨拶文が適切で、失礼にあたらないのか等を考えて作るようにしましょう。
とても近い関係の中でビジネスが行われているなら、あまりにも仰々しい手紙の挨拶文は、逆に好ましくない印象を与えてしまう場合もあります。
もちろん、それほど近い関係ではないのに気軽すぎる文面もNGですね。
ビジネスの相手との関係性を考えた上で、季語や時候の挨拶などを取り入れてみてください。
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7月の手紙の結びの言葉について
ビジネスで使用する手紙は季節によって最適な季語を結びの言葉として使用することで、品のあるイメージの良い手紙となります。
以下では7月に使用すると最適な季語とその使い方、結びの言葉の例文集を紹介します。
例文をそのまま使用できるように紹介していきますので、ビジネスで使用する手紙にぜひご活用ください。
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7月の手紙 結びの言葉の例文集
手紙を締めくくる結びの言葉は、手紙の書き出しと同様に手紙の印象の良し悪しを決定づけるとても大切なものです。
自分の言葉で結びの言葉で締めることができるのが理想ですよね。
しかし、あまり慣れていない方の場合は、例文集から手紙の内容に合うものを見つけて使用する方が安心です。
以下では7月の手紙で使う結びの言葉の例文を紹介していきますので、迷ったときにはぜひ活用してみみてください。
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ビジネス向けの手紙の結び例文(7月)
- 今年は梅雨明けが遅れ、はっきりしない日が続いていますが、ご自愛のほどをお祈り申しあげます。
- 皆様のますますのご健勝と貴社のご繁栄をお祈り申しあげます。
親しい友人や親戚向けの手紙の結び例文(7月)
- 今年は梅雨明けが遅い分、暑さが長引びきそうですが、おたがい体調管理には気をつけましょう。
- 梅雨明けとともに、より暑さがこたえますが、体調管理を十分になさってください。
- 夏本番を迎え森林浴が心地よい季節になってきましたので、近いうちに一緒に森林浴に出かけませんか。
- 暑さはこれからが本番です。体調管理には充分気をつけて。
- 厳しい暑さが続くと思いますが、体調管理には充分気をつけてお過ごしください。
- エアコンのききすぎで体調をくずさないよう、おたがい元気にこの夏を乗り切りましょう。
- 熱帯夜がつづきますが、クーラーをつけっぱなしで寝たりなさいませんよう、くれぐれもご注意を!
- 食欲も減退する暑さがつづきますが、スタミナ補給もどうかお忘れなく。
- 夏休みには、ご家族おそろいで遊びにいらしてください、お待ちしております。
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女性が書く場合におすすめの手紙の結び例文(7月)
- 炎暑の毎日が続きますが、夏バテなどなさらないようお祈り申しあげます。
- 夏風邪などお召しになりませぬようご自愛くださいませ。
- 八月に入ると全国的に猛暑の日が多いとのことですので、どうかお体を大切になさってください。
- 暑さ厳しき折ではございますが、どうかますますご壮健に。
- 近々、わが家の庭でバーベキューパーティーを開きますので、ぜひいらしてくださいね。
- 帰省なさるようでしたら、必ずご一報くださいね。
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7月の手紙 結びで使用する季語と使い方
7月の手紙を締めくくる結びの言葉(結後)は、手紙の書き始めに使用する頭語とセットになっています。
手紙の頭語と結後でポピュラーなものといえば「拝啓」と「敬具」で、拝啓から始まった手紙の最後は、敬具で終えるものという風になっています。
「拝啓」を手紙の頭語にしない場合は、どんな結後を使っても、締めくくりも特別決まりはありませんので、手紙の内容にあわせて締めるとよいです。
例えば、
- またお会いできる日を楽しみにしています。
- 取り急ぎ近況報告とさせて頂きます。
などと表現したり、季語をうまく織り交ぜて使用するとよいですね。
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7月の手紙の結びで使用することの多い季語
炎暑、酷暑、梅雨明け、夏休み、花火大会、猛暑など暑い夏を連想させるような言葉となっています。
これらの季語に相手の体調を思いやる文面をプラスすることで、結びの言葉にすることができます。
結びの季語の使い方
結びで使用する季語は、相手に暑い夏や夏休み、夏の行事などを連想させます。
季語を上手に使いこなせるようになると手紙の上級者ですね。
季語を利用して手紙の結びにするときには、次のような例文を参考にしてください。
例文を参考にご自身の言葉で7月の手紙の結びの言葉を考えてもよいですし、この例文をそのまま活用してもOKです。
- 酷暑の候、お元気でお過ごしください。
- 暑さの折からくれぐれもお体をお大事に。
- 厳しい暑さが続きますが、楽しい夏をお過ごしください。
- 寝苦しい夜が続いています。くれぐれもご自愛ください。
- うっとうしい毎日ですが、お体を大切にお過ごしください。
- きびしい暑さにもめげず、つつがなくお過ごしください。
- 草木も生気を失う日が続いております。ご自愛専一に。
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ビジネスで使用する7月の手紙の注意点
ビジネスで使用する手紙には、結びの言葉として季語や相手の体調を気遣うような言葉は使用しません。
- 以上よろしくお願い致します。
- 取り急ぎご連絡まで。
というように、手紙で連絡しましたという言葉で締めくくものという風に覚えておくようにしましょう。
今回のまとめ
今回は、7月の手紙の書き方と例文を紹介しました。
ビジネスで使用できるものとプライベートで使用できるものとでは違いがありますので、用途に合わせて使い分けてみてくださいね。
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