[char no="2" char="読者様"]2月に書く手紙はどういう書き出し(書き始め文)が適切?
同じ手紙を書くなら、季節感を感じさせる書き出しで「お!」と思わせる手紙にしたいんだけど。[/char]
[char no="3" char="管理人"]2月はまだまだ寒い日が続く月ですが、
実は暦の上では春になります(立春は2月4日です)
そのため、2月の手紙では「もうすぐ春がやってくる」
という雰囲気を感じさせる時候の挨拶が良いですね。[/char]
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今回は、2月に書く手紙の書き出しについて、上旬・中旬・下旬に分けて例文を紹介します。
メールの文頭などにも使える時候の挨拶(季節の挨拶)も紹介していますから、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
- 2月に書く手紙の書き出し例文を、上旬・中旬・下旬に分けて紹介しています。
- 2月に使える時候の挨拶(ビジネス・親戚向け)や季語についても紹介します。
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2月の手紙の書き出し例文
ビジネス向けのフォーマルな2月の手紙
拝啓 立春とは名ばかりの厳しい寒さが続いておりますが、皆様にはその後、お変わりなくお過ごしのことと拝察いたします。
さて、~(ここに本文が入ります)
三寒四温の時節柄、どうぞご自愛専一にて、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
敬具
二月八日
山田太郎
鈴木陽太郎 様
友人・知人あてのカジュアルな2月の手紙
拝啓 節分も過ぎまして、ようやく春の暖かさを感じられる今日この頃となりました。
皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
さて、~(ここに本文が入ります)
そろそろ花粉症が気になる時節となります。
くれぐれもご自愛くださいませ。
敬具
二月五日
山田太郎
鈴木陽太郎様
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手紙の書き出し部分に書く3つのこと
これは季節関係なくですが、手紙の「書き出し」には次の3つを書きます。
例えば、以下の①~③を参考にしてみてください。
上の「②時候の挨拶」ではできる限りタイムリーな季節感を感じさせる文章がのぞましいですから、こだわりを感じさせたい方は2月の上旬・中旬・下旬でさらにわけて時候の挨拶を選ぶのがおすすめです。
以下では、2月上旬・中旬・下旬別に手紙の書き出し例文を紹介しますので、参考にしてみてください。
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2月上旬(2月1日~10日)の手紙の書き出し例文
2月上旬(2月1日~10日)に書く手紙の書き出し・時候の挨拶例文
- 立春の候、~様におかれましてはまずますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 早春の候、貴社におかれましては、まずますご隆盛の由、大慶の至りに存じます。
- 向春の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 残雪の候、~様におかれましては、その後お健やかにお過ごしのことと拝察いたします。
- 今年は例年にない大雪になるとのことですが、皆様にはその後、お変わりのなくお過ごしのことと存じます。
- 立春とは名ばかりの厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
- 節分も過ぎ、ようやく春の暖かさを感じられる頃となりました。ご無沙汰してしまいましたが、お元気ですか。
- まだまだ寒さ厳しい日が続きますが、このところ少し日が長くなったように思います。ご主人やお子様方は、その後お元気ですか。
- 寒気も少しずつ緩み始めた今日この頃、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
- 梅のつぼみもふくらみかけ、少しずつ春の気配を感じられるようになりました。~様におかれましては、その後お健やかにお過ごしのことと拝察いたします。
- 子供たちの豆まきの声に春を感じる今日この頃です。いかがお過ごしでしょうか。
- 寒い日が続きますが、立春と聞くだけで、心が浮き立つようです。~様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 節分も過ぎまして、ようやく春の暖かさが感じられて気分もわくわくしています。その後お変わりありませんか。
- 雪合戦をする子供たちの姿を見ると、幼い日のことが自然に思い出されます。ご主人やお子様方は、その後お元気でお過ごしでしょうか。
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2月中旬(2月11日~20日)の手紙の書き出し・時候の挨拶例文
2月中旬(2月11日~20日)に書く手紙の書き出し・時候の挨拶例文
- 晩冬の候、ご家族の皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 余寒の候、~先生には、いよいよご壮健にてご活躍の段、慶賀の至りに存じます。
- 春寒の候、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
- 立春を過ぎたとはいえ、梅のつぼみもまだかたく、寒さ一段と厳しい昨今です。
- 暦の上では春とは申せ、まだ肌寒い日が続いております。その後お変わりありませんか。
- いよいよ受験シーズンとなりました。ご無沙汰してしまいましたが、お元気でいらっしゃいますか。
- 余寒が身に染みるこの頃ですが、お元気ですか。
- 梅のつぼみがほころぶ季節となり、本格的な春の訪れが待ち遠しく感じます。ご主人やお子様方もその後お元気でしょうか。
- 梅の香りが聞かれる頃となりました。いかがお過ごしでしょうか。
- 寒さの中にも、ようやく春の気配が感じられる季節となりました。~様におかれましてはいよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
- 二月も半ばを過ぎ、ようやく春の足音が近づいてまいりました。
- 春の訪れが待ち遠しい今日この頃、~様におかれましてはお元気でお過ごしでしょうか。
- 二月も半ばが過ぎ、梅の便りが届くようになりましたね。~様にはまずますご清祥のこととお慶び申し上げます。
- 春まだ浅き今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
- 近所の梅林を歩いていると、甘酸っぱい香りが漂う季節となりました。お変わりありませんか。
- 寒気の中にも早春の息吹が感じられる今日この頃ですが、皆々様にはその後もお変わりなくお過ごしのことと存じます。
- 水ぬるむ季節となりましたが、~様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
- 木々に注ぐ日の光もようやく春めいてまいりました。ご家族の皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 春雪が思わぬ大雪となり、また冬に戻ったようです。ご無沙汰してしまいましたが、お元気ですか。
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2月下旬(2月21日~28日)の手紙の書き出し・時候の挨拶例文
2月下旬(2月21日~28日)に書く手紙の書き出し・時候の挨拶例文
- 解氷の候、貴社におかれましては、まずますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 浅春の候、貴社におかれましては、いよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
- 梅花の候、~様ご一同様におかれましては、その後お健やかにお過ごしのことと拝察いたします。
- 郊外でフキノトウを見つけ、一足早い春の訪れを感じる今日この頃となりました。いかがお過ごしでしょうか。
- 梅の香りが聞かれるころとなりました。~様におかれましてはまずますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 木々の芽もすっかり春の支度を整えたようです。~様におかれましてはその後、お変わりなくお過ごしのことと拝察いたします。
- 銀色の産毛で覆われた猫柳の枝が、春を招いているようです。お変わりありませんか。
- 本格的な春の訪れが待ち遠しいですが、ご一同様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
- 長かった冬もようやく終わり、解氷の兆しがみられるころとなりました。~様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
- 一雨ごとに春めいてくる今日この頃、~様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 桃の節句も間近となり、長かった雪の季節もようやく終わろうとしています。
- 寒暖を繰り返す時期になってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
- うぐいすの初音が聞かれる頃となりましたが、ご家族の皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
- 清らかに咲く白梅を見て、心洗われる思いが致しました。~様におかれましては、まずますご清栄のこととお慶び申し上げます。
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まとめ
今回は、2月の手紙の書き出し表現について例文を紹介いたしました。
2月はまだまだ寒い日が続きますが、日常生活で少しずつ春が近づいてきたことを感じる月でもあります。
手紙の書き出しでは季節感を感じさせる表現を意識的に盛り込むと、「この人はちょっと違うな」「手紙を書きなれている人なんだな」と感じてもらうことができます。
本文で紹介した2月の手紙の書き出し表現を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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