この間、仕事終わりに仲間と居酒屋で、「フィーチャー?フューチャーどっちが正解?」「インスタグラムではフィーチャーとかって言われているよ」とか、討論会みたいになってしまいました(笑)
最近、メディアの中で「〇〇フィーチャー、〇〇フューチャー」と聞こえてくることはありますが、実はナンノコッチャの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、その一文字違うだけで意味が違ってしまうこの「フィーチャー、フューチャー」について、説明していきましょう。
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フィーチャーとフューチャー。1文字違うだけで全然違う!?

(フィーチャーとフューチャーの意味の違いは?)
フィーチャー(feature)とは「特徴、特色」「~を特集する」「~を出演させる」「~を呼びものとする」という意味です。
最近、よく使われるようで、「フィーチャーする」とかという使われ方をしています。
音楽の世界ではフィーチャーを使う時は、「feat.」と省略して使われることがほとんどだそうです。
例としては「(メインの人)feat.(別の人)」というように使用されています。
フューチャーの意味とは?
フューチャー(future)とは「未来、将来、行く末」「未来の~」という意味となります。
例えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で使われていることは、皆さんの中でも有名だと思います。
英文では「future ages(後世)」の形容詞としてや「fatures(先物取引)」の複数形として使われ、そのほかでは社名に使用されるぐらいだそうです。
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フィーチャーとフューチャー違いとは?
フィーチャーとフューチャーに意味は上記でも説明しましたが、それぞれの違いについてちょっとお話をしていきます。
重複しますが、フィーチャーは「~を特集する」とか「~を出演させる」で、フューチャーは「未来」「未来の~」なので、それぞれは違う意味になっています。
また、フューチャーには動詞的要素はないので「フューチャーする」といった使い方はしません。
しかし、それぞれ発音が似ているので間違いが起こるようです。
結果は、会話で使う時はそれぞれの意味を考えるとフューチャーを使います。
よく耳にしているフューチャーは間違いだったの!?
テレビなどで芸能人などが「フューチャーする」といった言葉が出てきた時は、それは間違いだと思って頂ければいいでしょう。
フューチャーには動詞的な意味はありません。
フィーチャーの意味を繰り返して説明すると「~を特集する」「~を出演させる」なので、正解は「〇〇をフィーチャーする」と言った使われ方が正解になります。
発音が似ているのと、映画の題名「バック・トゥ・ザ・フューチャー」があまりにも有名なので言い間違って使われているのが原因だと思われます。
フィーチャーは〇〇がメジャーに?
ここ最近ではSNSで有名なインスタグラムを使用しているユーザーの中で使われていることが多くなっているそうです。
使われている理由は他のユーザーの写真をピックアップして、自身のアカウントに紹介する時に使われています。
このようにフィーチャーという言葉が少しずつ世間に浸透していったそうです。
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フィーチャーの使いかたとは?
フィーチャーの使用方法としては、目玉商品など「注目してほしい」ときに使うことが多いです。
例えば、よくテレビなどで聞くことが多い「あの人をフィーチャーしている」という意味は「一番注目しているのはあの人です!」といったことになります。
物や人などを注目してほしい時に使うんですね。
次にフィーチャーを使った文例をあげていきます。
フィーチャーを使った文例
商品などの紹介の時に「今回はこの〇〇を大フィーチャー!」といった場合は「この〇〇がおすすめなので注目してほしい!」といった意味になります。
その他には「この○○はとても古い○○ですが、だからこそこの○○をフィーチャーするべきです」など、こういった使いかたをします。
ガラケーの本当の名称はこれだった!?
ここでちょっと豆知識!ガラケーについて少しお話をします。
私たちは携帯電話を呼ぶ時はスマホであったり、ガラケーと呼ぶのが普通です。
しかし、ガラケーには本当の名称があり、「フィーチャーフォン」と言います。
なぜ「フィーチャーフォン」という名称がついているのかといいますと、「注目してほしい電話」、「目玉となる電話」という意味でついた名前だそうです。
まとめ
いかがでしたか?
フィーチャー、フューチャーの違いや意味、ちょっとした豆知識??など色々とお話をいたしました。
一文字違うだけで、こんなに意味や使いかたが変わるんですね。
今回は、一つの単語として取り上げて説明しましたが、英文として「フィーチャー」、「フューチャー」の発音する時に間違ってしまうと通じないという場合もあるので、今後、飲み会などで話題話として注意しながら、大いに盛り上がって下さい!
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