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転職活動について

税理士事務所へ転職するなら科目合格は何科目あると有利?

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未経験から税理士事務所へ転職する場合、税理士試験にどれぐらい科目合格してから転職活動を始めるか?は悩むところですよね。

結論から言うと、試験勉強との両立を考えると2~3科目合格してから転職するのが理想的ですね。

もちろん、科目合格なしでも採用されるケースもありますから、「税理士試験の勉強をこれから始める」という段階の方も問題はありません。

ただし、科目合格がまだない方は、勉強と仕事のペースをつかむためにも「従業員が税理士試験の勉強をするのに協力的な事務所」を転職先として見きわめる必要があります。

今回は、未経験から税理士事務所へ転職を目指す方向けに、科目合格の有無による転職活動への影響や、勉強との両立がしやすい事務所の見分け方について解説させていただきます。

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理想は2~3科目合格してからの転職

理想的には、未経験から税理士事務所へ転職するなら、2~3科目合格後がおすすめです。

理由としては単純に採用につながりやすいことと、入社後に試験勉強と仕事の両立がしやすいことが挙げられます。

以下、くわしく見ていきましょう。

科目合格者は税理士事務所の作用に有利

税理士事務所の未経験者歓迎求人の応募条件で多いのが、「税理士試験科目の合格者は優遇」という文言です。

(特に12月あたりの繁忙期の募集の場合はそうです。そのあたりの事情についてはこちらの記事で解説しています↓)

※税理士事務所への転職活動で採用されやすい時期はいつ?

事務所側の事情としては、科目合格者のほうが、人材教育をしていきやすいということがあります。

税理士事務所の仕事内容は取引先の経理と税務申告なので、未経験者はゼロから経理と税務の実務を覚えていかなくてはなりません。

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最初は先輩社員がサポートしてくれますが、その際に簿記や税務の知識がないとなかなか時間がかかってしまうんです。

(未経験者の研修の期間は半年ぐらいの税理士事務所が多いです)

その点、科目合格がある人であれば、実務経験はなくても仕事内容についてある程度の知識があります。

科目合格のある人は税理士事務所として育てやすく、最も入社してほしい人材だといえます。

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試験勉強と仕事の両立を考えておこう

科目合格後に転職するのがおすすめなのは、試験勉強と両立しやすいことも理由です。

税理士試験は1科目あたりの平均学習時間が多いもので600時間にもなる、難易度の高い試験です。

転職して新しい人間関係の中、仕事を覚えるだけでも大変なのに、さらに試験勉強と両立させるのはかなり大変なことですよね。

その点、ある程度の科目合格があれば、勉強した知識が実務に役立つのと同時に、試験勉強との両立もしやすくなります。

例えば1科目あたり2年かかったとしても、実務経験を積みながら4年で合格することができるますよね。

さらに、試験勉強で学んだ内容が仕事に役立つとともに、仕事で経験したことが試験勉強を補強してくれるので一石二鳥です。

実際、税理士試験5科目に合格する人の多くが、税理士事務所での仕事をしながら合格しています。

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科目合格なしでも採用されるケースはある?

では、科目合格なしでは税理士事務所に転職するのは難しいのでしょうか。

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もちろん、科目合格なしでも採用されるケースはありますが、どの税理士事務所を選ぶか?については少し注意しておく必要があります。

試験勉強に協力的な税理士事務所を選ぶ

税理士試験の勉強をしながら税理士事務所で働く場合は、試験勉強と両立できる事務所を選ぶことが大切です。

税理士事務所の中には、仕事が非常に忙しく、試験勉強との両立が難しい(実質的に不可能という場合も)ところもあるからです。

せっかく実務経験を積みながら試験勉強したいと思っても、雑用ばかりさせられるうえに、研修体制が整っていないのでスキルアップできないブラックな事務所も中にもあるんです。

実際、私が科目合格なしで転職した個人事務所は、手取りが10万円台前半で、残業しても終わらない量の会計入力ばかりこなす毎日でした(入社したその日から半年以上、定時に帰ったことは1度もありませんでした)

上の人間は「勉強しながら働けるんだから、お給料は安くてもがまんして」ということを言っていましたが、はっきりいって社畜状態でした。

事務所により試験への考え方は違う

結局、「このままじゃ試験合格なんて絶対無理…」と思ったことで1年ほどでその事務所は退職し、もう少し規模の大きい税理士事務所に転職しました。

その事務所は毎年5科目合格者をたくさん出していることを売りにしている事務所で、実際環境としてはとても良かったです。

(残業が少ない、試験日前の1か月は休暇をとれるなど)

お給料は前の事務所とほとんど変わらなかったので、「あのまま前の事務所に勤め続けていたらどうなっていたんだろう…」ととても怖い思いをしたことを覚えています。

どの税理士事務所に就職するか?は税理士試験の合格可能性に大きな影響を与えますから、入社前にしっかりと情報収集(その具体的な方法については次で解説します)をしておくことをおすすめします。

入社前に税理士事務所の内情を知る方法

とはいえ、未経験者がどの事務所が試験勉強との両立に理解があるのかを判断するのはなかなか難しいですよね。

個人的におすすめな方法としては、転職エージェントを利用する方法があります。

転職エージェントというのは、転職サイトに登録することで使うことができる転職アドバイスのサービスのことですね。

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(ちなみに、転職サイトにお金を払っているのは採用活動を行う企業側だけなので、私たち転職希望者は完全無料で使えますよ)

転職エージェントに事務所の内情を教えてもらう

転職エージェントは応募者に紹介する事務所の内情をよく理解しているので、応募者の状況に応じて最適な事務所を紹介してくれます。

変な事務所を紹介してしまうと、エージェント会社の評判自体が悪くなってしまうので、紹介する事務所については徹底的に調査していることがほとんどなんです。

また、転職エージェントはお給料の交渉なども代行してくれますから、ブラックな環境で働かされる…というリスクも最低限にすることができますよ。

ちなみに私が最初に勤めたブラックな税理士事務所はハローワーク経由で応募しました。

転職活動時にちゃんと情報収集しなかったことが今から考えるとこの失敗の原因ですね。

特に、試験勉強をすすめながら税理士事務所で実務経験を積むことを考えている方は、転職エージェントからアドバイスを受けながら転職活動をすすめることをおすすめします。

>>おすすめの転職エージェントはこちら

まとめ

実務未経験者が税理士事務所に転職するなら、2~3科目合格してからが理想的です。

しかし、そうはいっていられないという事情の方も多いですよね。

そういう場合は科目合格がまったくなくても転職活動をスタートしても問題はありません(未経験から税理士事務所に採用される人はたくさんいます

その際の注意点として、勉強する時間を確保するのが難しいブラックな税理士事務所に入社しないように注意しましょう。

転職エージェントを使って事務所の内部事情をしっかり知ってから応募するようにすれば、このようなブラック事務所に入社してしまうリスクは最低限にすることができますよ。

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