芳しくない(かんばしくない)とは、ごく簡単にいうと「良い状態でない」という意味の言葉です。
例えば、「景気が芳しくない」というとき、「景気の状態が良くない」という意味になります。
その他にも、様々な状況で芳しくないという言葉は使われますし、ビジネスの現場でも使われる言葉です。
この記事では、芳しくないという言葉の意味がわからなくてお悩みの方向けに、具体的な使い方や類語などについて紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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芳しくないの意味
冒頭でも見ましたが、芳しくないとは、「良い状態ではない」「好ましい評価ではない」という意味の言葉です。
芳しくないは、かんばしくないと読むのが一般的ですが、かぐわしくないと読まれることもあります。
芳しくないは、芳しいという言葉に否定語がついた言葉です。
芳しいは、良い香りという意味の言葉ですから、良い香りだと評価していることになります。
しかし、これに否定語がつくと、悪く評価しているということになります。
芳しくないの意味とは?具体的な状況描写で解説!
芳しくないという言葉は、直接的に悪く評価していることをを言うのがまずい状況で用いられる言葉です。
たとえば、学校の先生が生徒の親御さんに対して成績が悪いというと直接的な表現すぎますよね。
このようなときには「最近、お子さんの成績が芳しくありませんね…」と言って、間接的に悪く評価していることを伝えるときなどに使います。
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芳しくないの使い方と例文
芳しくないは、ビジネスの場においても使われる言葉です。
「現在の状況は芳しくない」と言えば、その発言をした人は、今の状況が悪いというように評価していることになります。
以下ではいくつか例文を紹介しましょう。
ビジメスメールではどう使う?例文を紹介
ビジネスメールでは、自分が何かに対して悪い評価をしていることを表現する言葉として芳しくないを使います。
たとえば、「プロジェクトの進捗(しんちょく)はあまり芳しくありません。今後も進捗を確認しつつ、調整したいと思います」のように使います。
直接的に「プロジェクトの進捗が良くない」と表現するのはビジネスの場では相応しくないので、より遠回しな表現として芳しくないという言葉を使うことが多いです。
ビジメス電話ではどう使う?例文を紹介
芳しくないという言葉は話し言葉でも用いられる言葉です。
電話をするときに用いられるような話し言葉では、たとえば、「子会社の業績が芳しくないので、今月こそは目標を達成するようにして下さい」のように使用します。
芳しくないと言う言葉は比較的深刻な事態を表現して使う言葉なので、ビジネスの場では安易に使うのは避けるべきです。
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芳しくないの類語は?
芳しくないという言葉は、ある特定のものごとについて悪く評価しているということをあらわす言葉です。
そのため、類語としては「望ましくない」「予後が良くない」「好ましくない」などのように、ある特定のものごとを悪く評価する言葉の類語としてよく用いられます。
芳しくないと「よろしくない」の意味の違いは?
芳しくないと「よろしくない」の基本的な意味には違いがありません。
両者ともに、何かがよくないということを意味する言葉です。
しかし、芳しくないの方が良くないという評価を遠回しに表現しており、よろしくないのほうが直接的に良くないという評価を下していると言えるでしょう。
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まとめ
今回は、「芳しくない」という言葉の意味や、使い方の例文について解説しました。
本文で紹介しましたが、「芳しくない」という言葉はビジネスの現場でも使われる言葉なので正確に使わなければなりません。
「芳しくない」という言葉の意味を正確に理解していなかった方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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