「オズの魔法使い」は、誰もが一度は名前を聞いたことがある児童文学の名作ですよね。
しかし、「どういう内容で、どういうことを伝えている作品なのか?」と聞かれると、うまく答えられない…という方もひょっとしたら多いのではないでしょうか。
この記事では、「オズの魔法使い」のあらすじについて簡単に紹介するとともに、作者がこの作品に込めた思いをネタバレ込みで詳しく紹介していきます。
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「オズの魔法使い」あらすじを短く簡単に!
「オズの魔法使い」あらすじ
アメリカ、カンザス州に暮らす主人公のドロシー。
彼女はある日、竜巻に巻き込まれて不思議なオズの国というところへと吹き飛ばされてしまいます。
カンザスに帰りたいドロシーは、願いを叶えてくれるというオズの魔法使いの話を聞き、魔法使いの住むエメラルドの都を目指して旅立ちます。
その道中で、ドロシーは脳のないカカシ、心がないブリキの木こり、臆病なライオンに出会います。
ドロシーとその仲間たちは、願いを叶えてもらうために道中で色々な困難に合いながらも、オズの魔法使いのいるエメラルドの都を目指すのでした。
オズの魔法使いは、1900年とかなり昔に児童に向けて書かれた作品です。
しかし、その内容はいわゆる童話というよりも小説で、話が二転、三転する複雑なストーリーになっています。
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「オズの魔法使い」見どころ(詳しく知りたい人向けのネタバレあり)
オズの魔法使いの元にたどり着いたドロシーたち。
魔法使いに自分たちの願いをつたえます。
魔法使いの答えは、西の魔女を倒せば叶えてやる、との事でした。
魔女からの攻撃を受け、ドロシーはピンチになります。
勇気を出してドロシーを助けるライオン、知恵を絞って困難に立ち向かうカカシ、そしてドロシーを想って涙するブリキの木こり。
そうしてドロシーたちは西の魔女を倒すことができました。
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オズの魔法使いとは?
願いを叶えてくれるはずのオズの魔法使いでしたが、実はドロシーと同じく異世界から来たただの人間でした。
魔法使いは、カカシに糠、ピン、針を詰めた頭を与えました。
ブリキの木こりにはおがくずを詰めたハート型の絹の袋を与えました。
そしてライオンには勇気が出る薬を与えました。
魔法使いの力を信じている3人は喜びましたが、3人の欲しかったものははじめから自分自身のなかにあるものでした。
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ドロシーと仲間の結末
ドロシーは、オズの国で手に入れた銀の靴の魔法の力を使い、故郷のカンザスに帰る事ができました。
カカシは、魔法使いの代わりにエメラルドの都を治める統治者となります。
ブリキの木こりは、西の国というところの支配者となります。
ライオンは、森の獣たちに、百獣の王として迎えられることとなります。
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「オズの魔法使い」登場人物
オズの魔法使いの登場人物は、個性的なキャラクターばかりですが、しっかりとした設定があります。
その設定を知ることで、よりオズの魔法使いの世界を深く理解することができます。
「オズの魔法使い」登場人物
- ドロシー:カンザスでエムおばさん、ヘンリーおじさんと共に暮らす少女ですが、もともとは孤児でした
- カカシ:ドロシーの最初の仲間です。脳がないので、自分は頭が悪いと思っています。オズの魔法使いに脳を授けてもらうため、ドロシーの旅に同行します
- ブリキの木こり:もとは人間でしたが、呪いをかけられたせいで全身ブリキになってしまいました。関節に油を差すのを忘れて動けなくなったところを、ドロシーに助けられます。ブリキになった際になくした心を取り戻すため、ドロシーの旅に同行します
- ライオン:百獣の王であるはずなのに、臆病であることに悩むライオン。始めはドロシー一行に襲い掛かろうとしますが、ドロシーに叩かれ、自分が臆病であることを告白します。そして、オズの魔法使いに勇気を授けてもらうため、ドロシーの旅に同行します
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まとめ
今回は、「オズの魔法使い」のあらすじや見どころについて紹介しました。
誰もが知っている名作ですが、意外とその内容を詳しく知らないという人が多いですよね。
これから作品を読む方は、ぜひ「この作品で作者が言いたかったことは何なのか?」を考えながら読んでみてください。
きっと新しい発見がありますよ。
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