この記事では、供花のお礼状の書き方がわからず悩んでいる方に対して、具体的な書き方をご説明します。
急いで供花のお礼状を書きたい時に、役に立つと思いますので、参考にしてみてください。
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供花のお礼状の書き方の基本:外してはいけないポイント
葬儀の当日に参列されなかった方から供花をいただいた場合、必ず後日お礼状を送ります。
相手の方ははきちんと供花が届いたかどうかを確認したいでしょうから、お礼状が届かないと失礼に当たってしまうからです。
できるだけ早くお礼の気持を伝えるとともに、文末では直接お礼を伝えに伺えないことへのお詫びも添えておくと、より心のこもった文面になるでしょう。
お礼状には句読点や繰り返しの言葉を使わない
また、お礼状のマナーとして、文中に句読点や繰り返しの言葉を用いないという事があります。
句読点には文章を「止める」意味があるので、法事・法要などがスムーズに進むようにという意味があります。
また、繰り返しの文は、不幸を繰り返さないという意味合いからです。
最近は、誤って句読点を付けてしまっても「非常識」と受け取られることも少なくなっていますが、中にはしきたりを重んじる方もおられますので、句読点は打たない方がベターです。
供花のお礼状の全体的な構成
全体的な構成としては、以下のポイントを抑えておけば、失礼のない供花のお礼状となります。
供花のお礼状を書くときの文章構成
- 頭語は拝啓、結語は敬具
- 時候の挨拶
- お礼の言葉
- 葬儀の報告
- 締めの挨拶
- 日付や住所等
シチュエーション別に、上記の構成どおりの例文を2つご紹介します。
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供花のお礼状の例文①:会社の人に送る場合
拝啓この度 長期間お休みをいただきありがとうございました
〇〇(故人のお名前)の葬儀では ご丁寧に弔電と供花を賜り、誠に厚くお礼申し上げます
取り込み中のことにて ご挨拶も十分にできませんでしたが 謹んでお受けした供花を霊前に飾らせていただきました
おかげさまで 葬儀を滞りなく済ませることができました
拝趨の上ご挨拶申し上げるのが本意ではありますが 略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます
敬具
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供花のお礼状の例文②:親戚に送る場合
拝啓○○(個人のお名前)の葬儀の折には 立派なご供花を賜りまして 遺族一同心より深謝申し上げます
謹んで霊前に供えさせていただき 個人もさぞかし感謝いていることと存じます
お陰様をもちまして葬儀も滞りなく終えさせて頂きました
本来であればお伺いして 直接お礼を申し上げるところでございますが 略儀ながら書中をもって御礼申し上げます
敬具
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供花のお礼状を手紙やメールで送る場合のマナー
供花のお礼状は、葬儀の翌日から1週間以内に送ることがマナーです。
葬儀会場で直接会う方には口頭でのお礼でも十分ですし、親しい間柄ならばメールでも供花のお礼状の構成をきちんと守っていれば問題はありません。
お礼状を送るならば、基本的には手書きが一番望ましいので、可能であれば手書きのお礼状を送りましょう。
ただし、お香典返しと合わせて品物を郵送する場合には、四十九日の後に送るのが一般的です。
その場合は、香典と供花の合計金額の3分の1程度の物を贈るのがマナーとなります。
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