- 「体外離脱とはどういうもの?」
- 「幽体離脱とは違うの?」
- 「体外離脱ってやろうと思えば意図的にできるの?」
今回はこの疑問にお答えします。
一般的に、体外離脱とは「意識が体を抜け出した状態」のことを言います。
よく知られている幽体離脱と似ていますが、体外離脱は「意識が体から抜け出している自覚がある」もので、幽体離脱はそれがない点で異なります。
この体外離脱は私たち生きている人間にもできる可能性があることをご存知でしょうか。
>>「体外離脱の簡単なやり方4ステップ」から見る方はこちらをクリック
一体どういうことなのか、詳しく解説しましょう。
体外離脱とは?くわしく解説!
上でも見たように、体外離脱とは「意識が体から離れること・または離れている状態」のことをいいます。
決して特別なものではなく、10人に1人の割合で、人生の内に一度でも体外離脱を経験している人がいます。
研究者は夢の一種ではないかと考えていますが、これは正直怪しいところです。
というのも、実際に体外離脱をした人は皆「これは夢ではない」と言い切っているからです。
体外離脱と単なる夢の違いは体験中の感覚
体外離脱を実際に体験した人は、「単なる夢」とは違う根拠として、以下のような点を挙げています。
体外離脱と「単なる夢」の2つの違い(経験者談)
- ①体から意識が抜けだす感覚があるなら体外離脱。ないなら単なる夢
- ②眠っているはずなのに意識がはっきりしていて、聞こえる音や触るものに現実感があるなら体外離脱。ないなら単なる夢
この記事を読んでいるあなたは、きっと「これって体外離脱かも…?」という経験をお持ちの方でしょう。
あなたの体は上のどちらに近いでしょうか?
ぜひ比べてみてください。
幽体離脱との違いは自覚があるかないか
体外離脱とよく似たものとして、幽体離脱があげられます。
この2つの違いは、「意識が体から抜け出している自覚があるかないか」です。
もし「今、自分の意識が体から抜け出している」という自覚があるのなら、それは体外離脱です。
一方で、自分では自覚無しに抜け出していたなら、それは幽体離脱といいます。
ただし、体外離脱と幽体離脱の感覚的な違いは人によって微妙に違うことも考えられます。
また、これら二つを区別して考えることに大きな意味はないといえます。
あまり厳密に分けず「違うところはあるが大体似ているもの」と考えた方が良いでしょう。
体外離脱の簡単なやり方とコツ
それでは、体外離脱の具体的なやり方を解説しましょう。
(※できる人とできない人がいます)
体外離脱のやり方:4つのステップ(可能性の高い方法)
- ①リラックスして仰向けに寝る:まず金縛りにかかる必要があるため、力を抜いてベッドに寝転がります。
- ②意識は保ち続けながら目を閉じる:寝落ちしないよう注意しながら目を閉じて体を眠らせましょう。意図的に金縛りにかかります。
- ③肉体から意識が抜けていくイメージを頭の中で描く:金縛りに耐えた後は、意識が体から抜けていくイメージを頭の中に描きます。
- ④頭や足から抜け出す:③の時点で抜け出せる人もいますが、できない場合は頭や足から抜けていくように意識すると離脱しやすいです。
体外離脱のやり方はいくつかありますが、これが一番分かりやすくやりやすいです(繰り返しになりますが「できる人はできる」という方法です。どう頑張ってもできない人はいます)
ちなみに幽体離脱も同じやり方です。
意識を保ったまま眠りに落ちるのがポイント
体外離脱する上で大切なのは、「寝入る瞬間まで意識を保つ」ことです。
寝落ちしてしまうと体外離脱できないため注意しましょう。
寝落ちしないようにするには、何かに意識を集中させるようにすると保てます。
まぶたの裏に映る白いモヤなどを目で追うのがおすすめです。
体外離脱すれば寝ている自分の寝顔を見られる?
体外離脱中は自分の寝顔を見ることだって出来ます。
もちろんそれは意識だけが体から抜け出しているから。
自分の寝顔なんて普段見られるものではないため、観察したいなら絶好の機会でしょう。
ただし、体外離脱中は意識が体にものすごい力で引っ張られる感覚を感じる人もいます。
その場合は急いで離れた方がいいので、寝顔を見ている余裕はあまりないですね。
実はあなたも体外離脱を何度も経験している!
厳密に言うと、実は私たちは体外離脱を何度も経験しています。
「覚えがない!」と思うでしょうが、それはあなたが体外離脱したことを覚えていないからです。
私達は寝ている間に夢を見ますが、夢の中の私たちは眠っている体と違うことをしているでしょう。
それこそ、ある意味体外離脱とも言えるのです。
まとめ
体外離脱について解説しました。
体外離脱は、私たちが覚えていないだけでとても身近な現象です。
誰にでも起こりうるものなので、もし体験しても驚かずにこの不思議な感覚を味わってみるのも良いのではないでしょうか。