もうすぐ忘年会・新年会シーズンなので、社会人の皆さんはお酒を飲む機会が多くなりますよね。
忘年会・新年会で楽しくお酒を飲むのはいいのですが、深酒をすると二日酔いになって吐いてしまうこともあるでしょう。
この記事では、二日酔いで吐く原因と、吐くと楽になる理由について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
[ad#co-1]
二日酔いで吐く原因とは?
深酒をして二日酔いになり、吐いてしまう原因とは何か?について詳しく解説させて頂きます。
嘔吐(おうと:吐くこと)は生命を維持するための体の仕組みのひとつ
実は、嘔吐と言う人間の生理行動は、生命を維持するための最重要な体の仕組みのひとつです。
たしかに、体に良くないものを体外に吐き出すという行為は、人間の命を守るために絶対に必要な反応なのです。
アルコールは本来人間の体内に取り入れることが自然な成分ではないので、二日酔い状態になるまでアルコールを飲んだ場合に吐くのは自然な体の反応といえます。
[ad#co-1]
だから、二日酔いによる吐き気は我慢してはダメ!
なので、深酒をした時に吐いてしまうのは、私たちの体が自分を守ろうとする合図なので、我慢してはいけません。
大量にお酒を飲むと、血液内のアセトアルデヒド濃度が高くなり、延髄(えんずい)という場所にある「科学感受引き金帯」と言う場所にシグナルが入ります。
そのシグナルが入った後、孤束核(こそくかく)から嘔吐中枢へシグナルが送信されることにより人は吐き気をもよおし吐くという反応になるのです。
深酒したときの入浴
深酒をした時に入浴してしまうと。血液の流れが急速に早くなってしまうことが原因で吐いてしまうことがあります。
この深酒後の入浴後の嘔吐は、ほかの場合の嘔吐よりもさらに人の体に負担をかけますので、注意が必要です。
泥酔しているときは、お風呂に入ってスッキリしたいと思われるかもしれませんが、深酒時の入浴による嘔吐は危険なので、朝、酔いがさめた時にお風呂に入るようにしましょう。
[ad#co-1]
二日酔いで吐くと楽になる理由とは何か
二日酔いで吐くと「こんなに楽になるのか」というぐらいにすっきりすることがありますが、これはどういう状態なのでしょうか。
これで治ったと思って良いのか、それとも違うのか、ちょっと気になりますよね。
以下では、二日酔いで吐くととても楽になる理由と、知っておくべき注意点についてご紹介します。
[ad#co-1]
吐くと胃のアルコールはなくなる
結論から言うと、二日酔いは吐けば楽になると言われるのは、吐くことで胃の内部のアルコールがなくなるからです。
体内のアルコールの量が一定以下の場合は、吐くことによってそれらのアルコールのほとんどが外に出るため、気分の悪さもすっきりするというわけですね。
吐いても吐いても楽にならない場合は?
一方で、吐けば吐くほど気分が悪くなる…という場合もありますね。
このようなときは、もう体中にアルコールが回っていて毒性に反応している状態と考えられます。
そのため、吐いても気分は良くならないということが考えられます。
また、吐くことで脱水症状を起こしてしまい、二日酔いの症状が悪化してしまうこともありますから、無理やり吐くようなことは避けなくてはなりません。
二日酔いの時は、脱水症状にならないように適度な水分補給を行う必要があることも知っておきましょう。
指をのどに入れて無理やり吐いてはダメ!
二日酔いがひどいと、早く吐いて楽になりたいと指をのどに入れて無理やり吐こうとする方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれはNG行為です。
人は、吐く前の段階で唾液をたくさん分泌して食道を遺産や胆汁から守ろうとしますが、この段階を経ない時に強制的に吐いてしまうと食道を痛めてしまいかねないのです。
過剰なアルコールを体外に排出しなくてはいけない場合は仕方ありませんが、無理やりのどに指を入れて何度も吐くことはやめておきましょう。
[ad#co-1]
まとめ
今回は、二日酔いで吐く原因と吐くと楽になる理由や吐くと治るのかについてご紹介しました。
本文で紹介しましたが、嘔吐は人間の体の生命維持装置という部分は特に重要です。
二日酔いでお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
[ad#co-1]