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村上春樹の12作品目の長編小説にあたる「1Q84 」は、Book1・Book2・Book3と分けて販売されましたが、全巻ミリオンセラーを記録した名作小説です。

しかし、この作品、長編小説と呼ばれるだけあってBook3まであるのでとにかく長い…!

「ずっと原作を読んでみたいと思っているけれど、最後まで読み切る自身が無くて…」という人も多いのではないでしょうか?

そんな方のために、この記事では「1Q84」という作品のあらすじについて、簡単にわかりやすく説明していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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「1Q84」のあらすじを簡単解説!

「1Q84」あらすじ1Q84は、天吾と青豆という10歳の頃に出会った2人が、大人になって再び出会う物語です。

スポーツインストラクターとして働く青豆は女性をDVなどによって苦しめる男性を老婦人の依頼によって次々と暗殺していきます。

一方で、天吾は予備校の数学講師を続けるかたわらで、小説家を目指して執筆活動をひっそりと続けています。

天吾の小説の腕は編集者も認めていますが、なかなかデビューできずにいます。

ある日、天吾と青豆は2人は1984年という「現実の世界」から別々の時間、別々の場所から1Q84年という想像の世界へと迷い込んでしまうのです。

その世界は1984年の世界とほとんど同じではあるものの、少しずつ現実世界とズレが生じているのです。

現実世界とズレた世界の中で、深田絵里子という謎の少女が書いた『空気さなぎ』という物語が鍵となって、青豆と天吾は再び接近していきます。

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「1Q84」の登場人物

1Q84には青豆と天吾の他にも様々な登場人物が登場します。

多くの登場人物がいますが、絶対に押さえておきたいのは次の4人です。

天吾:物語の主人公の一人

千葉県市川市に生まれる。

年上の女性と不倫関係にあり、大学を卒業した後、予備校の講師をしながら小説家を目指している。

青豆:物語の主人公の一人

身長168cmという長身で卵型の顔立ちをしている女性であるものの、いびつなかたちをした左耳をしている。

彼女は広尾の高級スポーツクラブでスポーツインストラクターとして働くが、女性に対して暴力的な行動をする者を暗殺するという暗殺稼業も行っている。

深田絵里子(ふかえり)

編集者に持ちかけられて彼女の代わりに主人公である天吾は小説を書く。

それが『空気さなぎ』であり、「空気さなぎ」は彼女の作品。

彼女は黒くて長い髪が特徴で顔立ちも大変美しいが読字障害である。

牛河

元弁護士の男で、作品の中で登場する宗教団体「さきがけ」で表に出ない仕事を請け負っている。

顔が大きく、醜い容姿が特徴。

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1Q84に隠された謎をネタバレ解説

作者である村上春樹は特定の原理や主義による精神的な囲い込みの脅威に対抗するために1Q84を書いたと語っています。

つまり、1Q84という物語は、精神的な囲い込みの脅威をどのように克服するかがテーマとなった小説と言えるでしょう。

実際、1Q84は世界を揺るがせた大事件である9.11アメリカ同時多発テロや地下鉄サリン事件などを題材として書かれた作品です。

天吾と青豆は1Q84という世界に突如として入り込んでしまいます。

1Q84の世界は現実の世界ではありません。

しかし、現実世界ではない1Q84の世界での出来事があったからこそ、 2人は1984年の現実世界で再開することができたのです。

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ジョージ・オーウェル『1984年』との関係は?

村上春樹が書いた『1Q84』はジョージ・オーウェルが書いた『1984年』と密接な関係がある物語です。

作者である村上春樹もそのことを認めています。

ジョージ・オーウェルの「1984年」の世界では、ビッグブラザーが世界を支配しています。

ビッグブラザーによって支配された世界が未来の世界であることをジョージ・オーウェルは描いたのです。

一方で、村上春樹が書いた『1Q84年』の世界は、すでに1984年という現実世界とは別の世界として存在する世界です。

村上春樹は1Q84年という世界は過去ありえたかも知れない世界として描き出しました。

1Q84年という世界はビッグブラザーではなくリトル・ピープルによって支配されています。

それでは、リトルピープルとは何者なのでしょうか?

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1Q84に登場するリトル・ピープルとは?

1Q84に登場するリトル・ピープルは、実体を持った存在ではありません。

目に見えない存在です。

悪いものなのか良いものなのか、私たち人間にはそれを判断することはできません。

しかし、リトルピープルは私たちが暮らす1Q84の世界を着実にむしばむ存在です。

私たち人間は、大昔からリトル・ピープルとともに生きてきました。

私たち人間はリトルピープルという存在に気づいていないものの、彼らは確実に我々の世界をむしばんでいるような存在なのです。

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まとめ

今回は、村上春樹の長編小説である「1Q84」について簡単に解説しました。

本文で紹介しましたが、長編の3部作である「1Q84」はBook1とBook2が発売されてからたったの1週間で96万部も販売され、瞬く間に話題となりました。

「1Q84」は長編小説なので、なかなか時間がなくて読む時間がないという人も多いと思います。

今回のまとめ記事を参考にして、ぜひ原作にあたってみてくださいね。

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