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ハヌカの祭りとは?由来や食事・クリスマスやクワンザとの違いを説明!

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この記事では、ユダヤ教のお祭り「ハヌカ」について説明します。

ハヌカ祭りは日本ではあまり知名度がありませんが、アメリカではクリスマスの時期に前後して行われる人気のお祭りなんですよ。

ハヌカ祭りってユダヤ教のお祭り?どうやって祝うの?食事はどんなものが出るの?などなど、よくある疑問にお答えします。

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ハヌカの祭りとは?意味や由来をわかりやすく解説!

ハヌカ

ハヌカは、イスラエル発祥のユダヤ教のお祭りで、クリスマスと同じ時期(11月~12月)に行わる行事です。

2018年は12月3日~10日がハヌカ祭りの日程となります。

ユダヤ教ではクリスマスをお祝いしないので、その代わりとは言っては何ですが大きなイベントとしてハヌカ祭りがあるという感じですね。

(ただし、クリスマスよりハヌカ祭りの方が歴史は長いです)

以下では、ハヌカ祭りの由来や伝統的な祝い方について説明します。

ハヌカの祭りの日程はいつ?

ハヌカは毎年行われる日程が違い、2018年は12月3日~10日にハヌカ祭りが行われる予定です。

これはユダヤ民族特有の「ユダヤ歴」に基づいて祝日が決められているからです(実はこの暦の数え方は、日本古来の太陰暦と共通する部分があります)

正式には「ユダヤ暦でいうキスレブ月の25日~8日間」がハヌカ祭りの日程になり、2018年は12月3日~10日ということになるわけですね。

ユダヤ歴は西暦とは年数の数え方が違いますから、西暦で世の中が動いている現代とは祝日の日程などがかなりずれてしまうのです。

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ハヌカの祭りの由来は?

ハヌカの祭りは、ユダヤ民族がギリシア民族に対して反乱を起こし、一時的に独立を回復したエピソードが由来になっています。

そのエピソードが起こったのは、紀元前(今から2000年以上前)のことです。

かつてギリシアに支配されていたユダヤ民族は、反乱を起こして、自分たちの大切な神殿を取り返します。

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さっそく取り返した神殿に火をともそうとしますが、燃料の油がつぼが1つ分しかありません。

これではすぐに燃え尽きてしまうと思われましたが、火をともすと、なんと8日間も燃え続けたのです。

この奇跡的なできごとがもとになって、ハヌカのお祭りが生まれたといわれています。

このような由来があることから、ハヌカのお祭りは、「光の祭り」とも呼ばれています。

ハヌカはどうやって祝う?

神殿でろうそくが8日間燃え続けた奇跡にちなみ、ハヌカは8日間祝われます。

ハヌカの伝統的な飾りは、「ハヌキア」という燭台です。

ハヌキアは、9つのろうそくを灯すことができます。

1つを種火として、毎日1つずつろうそくを灯していきます。

そうして、8日間ろうそくを灯し続けるのです。

最近では、クリスマスと同様に、子どもたちにプレゼントを贈る風習も広まっています。

毎日1つずつ、合計8つも子どもたちにプレゼントを渡します。

プレゼントするのは、「ドレイドル」という木でできたコマなど。

子どもたちにとっても、楽しみな一大イベントなのです。

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アメリカでのハヌカと、クリスマスやクワンザとのちがい

ハヌカは、アメリカの国民のうち、ユダヤ教徒のみが行います。

ユダヤ教徒はハヌカを祝い、クリスマスは祝いません。

クリスマスというのはイエス・キリストが生まれたことをお祝いする日ですが、ユダヤ教では、イエスをそれほど重要視していないのです。

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(もともと、イエスは1人のユダヤ教徒で、キリスト教は彼と彼の弟子たちが新しく始めた宗教です)

多民族国家のアメリカでは、それぞれの人種や文化によって、クリスマスの時期にことなるお祝いをしているのです。

アメリカではどんなふうにハヌカをお祝いするのか、見てみましょう。

また、アフリカン・アメリカンのお祝い「クワンザ」についても解説します。

アメリカでの祝い方

アメリカでもハヌカは、ハヌキアという燭台に火を灯して、8日間お祝いをします。

お祝い料理をつくって食べたり、子どもたちにプレゼントを渡したりして過ごします。

クリスマスソングならぬハヌカソングというものもあり、そういった歌を聴いたり、踊ったりして、楽しくお祝いをするのです。

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街も、クリスマスやハヌカのお祝いムードに!

ハヌカ

クリスマスとハヌカの時期は、ちょうど同じ時期にあたります。

ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルは、2つのお祭りを祝うために、ライトアップされます。

南側から見ると、クリスマスカラー(赤と緑)に、北側から見ると、ハヌカカラー(青と白)にライトアップされるのです。

ホワイトハウスでも、ハヌカをお祝いするためにろうそくをともして、パーティーを開くということです。

ハヌカやクリスマスと同じ時期のお祝い=クワンザって?

クワンザとは、クリスマスの翌日から行われる、アフリカン・アメリカンのお祝いです。

アフリカン・アメリカンが、自分たちの文化を尊ぶためのお祝いとして、1966年ころに始められました。

クワンザでは、7本のろうそくと、果物やトウモロコシかざって、1週間お祝いをします。

比較的新しいお祭りですが、アメリカでは少しずつ広まってきています。

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ハヌカを盛り上げる食べ物

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クリスマスのケーキやターキーのように、ハヌカにもお祝いのときに食べる料理があります。

一つのつぼの油から8日間火を灯したエピソードにちなんで、油をたくさん使って、甘いお菓子をつくります。

どんなお菓子か見てみましょう。

レヴィヴァ:じゃがいもでつくるパンケーキ

レヴィヴァは、じゃがいもを細かく切ったり、すりつぶしたりしたりしたものを焼いたお菓子です。

りんごをにこんでつくったソースや、サワークリームをかけて食べます。

家によっては、生地にたまねぎを入れることもあるそうで、ユダヤの家庭の味とも言えそうです。

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スフガニア:あまーいドーナツ風のお菓子

スフガニアは、たっぷりの油であげるドーナツのようなお菓子です。

中にいちごジャムを詰めて揚げます。

粉砂糖がたっぷりふりかかった、甘いドーナッツです。

最近ではクリームなどを詰めたスフガニアもあります。

ハヌカ・ゲルト:子どもにおくるチョコレート風お菓子

ハヌカ・ゲルトは、金貨の形をした銀紙に包まれた、チョコレートのことです。

子どもたちに、ドレイドル(木でできたコマ)などとともに贈られます。

子どもたちにとっては、ハヌカの楽しみでもあるのです。

まとめ

ハヌカは、ユダヤ教徒がクリスマスの時期に行うお祝いです。

多民族国家のアメリカではよく知られているお祭りですが、日本ではまだあまり有名ではありません。

今後はハロウィンのように、日本にも広がるかもしれないですね。

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