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夏休みに出される宿題のうちで、最も気が重いのが「読書感想文」ではないでしょうか?

こちらのページでは、「西の魔女が死んだ」をテーマに読書感想文を書くときの書き方や、例文をご紹介します。

今年の夏休みこそ、手軽に簡単に読書感想文を書いてしまいましょう!

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「西の魔女が死んだ」内容あらすじ

西の魔女が死んだ 読書感想文

>>著者:梨木香歩のその他の本

「西の魔女が死んだ」は、中学生の「まい」と「おばあちゃん」の心の交流を描いた作品です。

主人公のまいは、おばあちゃんと過ごした2年前のことを、移動中の車の中で思い出していました。

2年前、不登校になってしまったまいは、イギリスのおばあちゃん家に預けられます。

田舎にあるおばあちゃんの家では、自分のことはすべて自分でやらなければいけません。

不便でありつつも、まいはその生活を気に入り、溶け込んでいきます。


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自分たちが「魔女の子孫」と告げられた主人公のまい

ある日、おばあちゃんは「自分たちは魔女の子孫だ」とまいに伝えます。

魔女について気になって仕方がないまいは、自分も魔女の修行をしようと思い立ち、おばあちゃんに修行について教えてもらいます。

おばあちゃんが言う「魔女の修行」は、「自分で決め、決めたことをやり遂げること」でした。

まいはその教えに従い、1日のスケジュールを見直して生活していくのですが、あるとき事件が起こります。

大嫌いな近所の男(ゲンジさん)とのかかわり

まいと亡くなったおじいちゃんにとって大切な土地に、まいの大嫌いな近所の男(ゲンジさん)が入り込んでいたのです。

それを非難するまいの気持ちを、おばあちゃんはわかってくれず、そういった怒りにとらわれているのは間違いだ、とまいを戒めます。

そうして仲違いしているうちに、まいは両親の家に戻ることになりました。

大好きなはずのおばあちゃんに「おばあちゃん、大好き」ということができずに。

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おばあちゃんと別れた後のまい

おばあちゃんと再会することなく、それから2年が経ちました。

気まずいまま別れてしまったために、おばあちゃんに会うことはなかったのです。

それでも、おばあちゃんと別れた後、まいは自分で魔女の修行「自分で決め、決めたことをやり遂げること」を続けていました。

危篤の知らせを受け、おばあちゃんの家を再び訪ねた時には、既におばあちゃんは帰らぬ人となっていました。

悲しみにくれたまいでしたが、以前約束したおばあちゃんとの約束の痕跡を見つけ、おばあちゃんの愛情を確かに感じることができたのです。

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「西の魔女が死んだ」読書感想文の書き方のポイント

以下のポイントに注意をしながら読んでみましょう。

また、共感できる部分を主軸にすると、感想文が書きやすくなります。

「西の魔女が死んだ」読書感想文の書き方のポイント

  • ①まいの気持ちの変化
  • ②おばあちゃんが教えてくれた魔女修行
  • ③魔女修行で変化した「まいの気持ち」
  • ④「おばあちゃん、大好き」と最後に呟いた「まいの気持ち」

①まいの気持ちの変化

この作品は「まいの気持ちの成長」が、おばあちゃんやゲンジさんとの関わりの中で描かれています。

物語が進むにつれて変化する「まいの気持ち」に注目して、読み進めていきましょう。

共感できる部分があれば、それを主軸にした感想文が書きやすくなります。

以下に「まいの気持ち」が変化していったポイントを書き出してみたので、参考にしてください。

まいの気持ちの変化が見られるシーン

  • クラスになじめず、不登校になっている時の心境
  • おばあちゃんと魔女の修行中の変化
  • ゲンジさんとのトラブル
  • 帰国しても魔女の修行を続けている心境
  • 帰らぬ人となったおばあちゃんとの約束

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②おばあちゃんが教えてくれた魔女修行

まいのおばあちゃんが教えてくれた魔女修行は「自分で決め、決めたことをやり遂げる」ということでした。

あたりまえに思うような内容ですが、実生活はなかなか続けることが難しいものでもあります。

感想文には、自分の実際の生活態度との比較を交えて書いてみてもいいかもしれません。

③魔女修行で変化した「まいの気持ち」

まいは、自分が学校に行けないことを歯がゆく思っていました。

ですが、おばあちゃんと規則正しく丁寧な暮らしをすることで、少しずつ自分を客観視できるようになっていきました。

この場面では、特に大きく「まいの気持ち」に変化が起きています。

この部分を自分なりの思いと共に書けば、より良い感想文が書けるでしょう。

④「おばあちゃん、大好き」と最後につぶやいた「まいの気持ち」

別れ際に仲違いしてしまいましたが、おばあちゃんがまいのことを本当に愛していたことが伝わってくるラストです。

読み手が最も感動しやすい部分なので、感想文を書きやすい場面でもあります。

また、これまでの「まいの気持ち」の変化を踏まえて、書いてみるのもいいでしょう。

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「西の魔女が死んだ」読書感想文の例文

上で紹介した読書感想文の書き方ポイントをふまえた、読書感想文の例文をのせておきます。

私は、自分の意志の弱さが嫌いでした。明日からは勉強を頑張ろうと決めても、面白い番組が放送されていたり、友達から連絡があれば、すぐに忘れてしまいます。

そうしてしまうのは良くないとも思っていますが、なかなかそれを直せません。

「西の魔女が死んだ」の主人公のまいは、私と同年代の普通の女の子です。

まいのおばあちゃんはイギリス人で、1人で自給自足の生活をしています。

おばあちゃんと一緒に暮らすうち、まいはおばあちゃんから魔女について聞かされました。

「魔女の修行」をすればまいも魔女になれることを知った時、私は少しわくわくしました。

いかにも魔女がする怪しい魔術などを想像していたからです。

なので、おばあちゃんの言う「魔女修行」について知った時に、がっかりしてしまいました。

でも、読み進めていくうちに「自分で決め、決めたことをやり遂げる」「きそくただしい生活を送る」という魔女修行が気になり始めました。

「自分で決め、決めたことをやり遂げる」ことは、思ったよりも難しいのではないかと。

私自身を振り返ってみて、とてつもなく難しいことのように思えてしまいました。

例えば私は、朝起きるのがつらくなると知っているのに、夜遅くまで友達と連絡を取り合ってしまいます。

いつも早めに切り上げないとと思っていて、ついずるずると長話をしてしまうし、なかなかうまく自分を律することができません。

まいは魔女修行をするために、小さなことからでも「自分で決め、決めたことをやり遂げる」努力を始めました。

立派だなあ、と私は感心しました。

物語の後半では、日々の努力の結果、まいは自分の心を律することができるようになっていきます。

それでもまいは、近所のゲンジさんとの折り合いをなかなかつけられなかったのです。

大切にしていたニワトリが死んだり、まいに意地悪を言ったり、おじいちゃんとの思い出がある大切な土地に勝手に入り込んだり、私もゲンジさんの言動にイライラしました。

まいがおばあちゃんに相談に行った時、まいと同じく、きっとゲンジさんを懲らしめてくれるだろうと期待していました。

しかしおばあちゃんは、自分の直感にとりつかれてはいけないと、まいを諭しました。

私はまいと同じ気持ちだったので、まいと同じようにおばあちゃんに対して腹を立てました。

ですが改めて考えなおすと、おばあちゃんが正しかったんだ、と読み終わった今では思っています。

その時のまいは、疑念や憎悪で満たされた心で、物事を誤った方向から見ていたと気づいたからです。

このような時に、思い込みに惑わされず自分の心を律することも、立派な「魔女修行」だと思えました。

これからは私もまいのように、「魔女修行」をしたいと思います。


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