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読書感想文の書き方

わたしがいどんだ戦い1939年:読書感想文の書き方と例文

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夏休みには必ず出るやっかない宿題といえば、やはり読書感想文ですね。

本は読んでみたものの、何から書けばいいのかわからない。面倒になって、ついつい後回しにしてしまう…という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、今年の課題図書に選ばれている「わたしがいどんだ戦い1939年」の読書感想文の」書き方を例文付きで解説します。

これを読めば、読書感想文を書く際のポイントや、読書感想文で一番やっかいな「書き出し部分」を書くコツもわかりますよ!

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「わたしがいどんだ戦い1939年」:読書感想文は書き出しが重要!

わたしがいどんだ戦い1939年
>>著者:キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリーのその他の本一覧

実は読書感想文で一番難しいのは、書き出しの部分です。

ここさえ乗り越えれば、あとは意外と上手くいくものです。

簡単に書き出しの部分を書くコツとしては、次のようなものがあります。

読書感想文の「書き出し」の書き方ポイント

  • ①印象に残ったシーンを本の中から書きぬく
  • ②「自分がどう感じたのか」から文章をつないでいこう!

順番に説明します。

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①印象に残ったシーンを本の中から書き抜く

印象に残ったシーンを本の中から書き抜いて、「~という印象を持ちました」という書き方をするとよいです。

まずは書き抜きをするときの方法から説明しますね。

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印象に残ったシーンを簡単に見つけるコツは、「共感した」「衝撃を受けた」という部分がどこか考えることです。

できれば、本を読みながら候補になりそうな箇所に付箋などで目印を付けておきましょう。

あとで、どのページだったのか振り返る手間がはぶけますよ!

長すぎるのはNG!書き抜きは最大で50字以内

書き抜きは楽だからといって、たくさん書き抜きをしてはいけません。

多くても50字以内に収めないと、話の内容ばかりの手を抜いた印象が強い読書感想文になってしまいます。

前後の文がないと意味が伝わらない?

「前後の文がないと、意味が伝わらないのでは?」と心配する必要はありません。

読書感想文の目的は、本のあらすじを伝えることではなく、そのシーンがあなたにとって印象に残っている理由を伝えることです。

そのため、例え書き抜いた部分だけで意味が伝わらなくてもOKです。

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②「自分がどう感じたのか」から文章をつないでいこう!

文章の書き抜き作業が終わったら、次はそのシーンを読んで「自分がどう感じたのか」を書いていきましょう。

共感したシーンの場合

「どんなところに共感したのか」、「自分の場合はどのような状況だったのか」、「なぜ衝撃だと感じたのか」という形で書きましょう。

例えば「自分の全く知らない世界だったから」、「想像もしたことがないことだったから」などです。

「こんなところが自分の普段の生活と違った」など、具体的に書くと文章を膨らませやすいです。

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「わたしがいどんだ戦い1939年」:読書感想文の書き方

読書感想文の「本文」を書く時の3ステップ

  • ①「主人公の気持ちの変化」をメモする
  • ②感想文全体の構成を組み立てる
  • ③最後を「今後の自分を宣言する」形でまとめる

この順で書いていくことで、簡単に読書感想文が書けるようになりますよ。

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①「主人公の気持ちの変化」をメモする

課題図書に指定されている本の多くは、主人公が「ネガティブな気持ち」から「ポジティブな気持ち」へと変化していきます。

なぜ?どのように?どうして?気持ちが変化しているのかを読み解くとことで、読書感想文が簡単に書けるようになります。

いきなり読書感想文を書き出す前に、まずは簡単なメモを作っていきましょう。

それでは「わたしがいどんだ戦い1939年」の主人公エイダの気持ちがどう変化したのか、あらすじを追って見ていきます。

本の始めと終わりで主人公の気持ちはどう変化してる?

始め:生まれつき不自由な足を自分のせいだと思い込み、何をするにも後ろ向きな気持ち。

自分自身をみっともないと思い、何かを行動したり、気持ちを伝えることを「どうしていいかわからない」とすぐにあきらめてしまう。

終わり:自分を長年部屋に閉じ込めていたお母さんに立ち向かい、自分の言葉で意見を言えるようになった。

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「どのシーン」で、「どんな出来事」がきっかけで変わった?

  • 疎開先のスミスさんの家で、ポニーの「バター」の世話を通して自分の意見を言えるようになったこと。
  • 負傷した兵士たちを助けるため、自ら安全な家を出て救助に向かったこと。
  • エイダの疎開する村にやってきた敵軍のスパイを見つけて、警察に勇気をもって報告したこと。

そのシーンを読んでどう思った?自分なら出来るor出来ない?

主人公の気持ちの変化を確認したあとは、自分に置き換えて読書感想文を書いていきます。

同じような立場になった場合、自分だったらどう行動するのかを書いていきましょう。

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②感想文全体の構成を組み立てる

主人公の気持ちの変化をチェックできたら、次は読書感想文全体の流れを組み立てていきます。

印象に残ったシーンを見つける=書き出しを決めるため

まず読書感想文の一番はじめ「書き出し部分」を作るために、印象に残ったシーンを見つけていきます。

具体的には、この記事の「読書感想文は書き出しが重要!」を見てくださいね。

①のメモをもとに、いざ感想文を書く

書き出し部分が完成したら、①で確認した

主人公の気持ちの変化

きっかけとなった出来事や行動

自分だったらどうするか

の順で、読書感想文を書いていきます。

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③感想文の最後は「今後の自分を宣言する」形でまとめる

感想文の最後は「~していきたい」などのように、内容から感じ取ったことを自分自身にどう活かしていきたいかを表すような、今後の自分を宣言する形で終わることが理想です。

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「わたしがいどんだ戦い1939年」:読書感想文の例文

ここまで説明した「読書感想文の書き方」をふまえて、「わたしがいどんだ戦い1939年」の読書感想文の例文を紹介します。

コピペはダメですが、実際に読書感想文を書く時のイメージをふくらませるのに使ってみてくださいね。

「あれは、なんだろうね?」「草だよ」ジェイミーがこたえる。

「草?」

まさか草を知らない10歳の女の子がいるなんて、想像したこともありませんでした。

この文章を読んで初めて、本当の意味での不自由とは、体が拘束されていることでなく、「知らないことに気づかないまま過ごしてしまう」ことなのだと思いました。

主人公の女の子、エイダが閉じ込められていた部屋を抜け出して飛び込んだ世界には、さまざまなもので溢れていました。

すべて私からすると当たり前に思えるものばかりです。

草、海、シーツ、パジャマ…たくさんのものに出会う中で、手にした一番大きなもの、それは自分の気持ちを伝えるということです。

何かをくれたら「ありがとう」、興味があれば「教えて」。

私は今まで、自分の気持ちを伝えることは簡単だと思っていました。

でもそれは、今まで家族や友達がそばにいたからです。

知らないものだらけの世界にひとりで飛び込んだら、自分の気持ちを伝えることは想像以上に勇気が必要なのだと思いました。

エイダから学んだ勇気は「考えることをあきらめない」ということです。

わからないものばかりで、人に聞くのが恥ずかしかったり、面倒だからと考えること自体をやめてしまうのではなく、勇気を持って考え続けることです。

これから先、さまざまな環境でわからないもに出会っても、考えることを放棄せず向き合っていきたいです。

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