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『車いす犬ラッキー』は、事実に基づいたノンフィクションの書籍で、犬用の車いすを装着した犬と飼い主の物語です。

この記事では、車いす犬ラッキーのあらすじと、読書感想文の書き方、例文をご紹介します。


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『車いす犬ラッキー』:内容とあらすじ

車いす犬ラッキー

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『車いす犬ラッキー』は、事実に基づいたノンフィクションの書籍で、犬用の車いすを装着した犬と飼い主の物語です。

ラッキーは、4才の雑種のオス犬で、飼い主である島田須尚・小夜子夫妻と一緒に、鹿児島県・奄美群島の徳之島に住んでいます。

体を支える後ろ足は、交通事故に遭い、自力歩行ができなくなってしまいました。

ラッキーの日課は、近所の亀津新漁港での散歩の間、車いすの装具を飼い主に付けてもらって辺りを駆け回ることです。

犬用の車いすを装着するとき、ラッキーの後ろ足は地面に着いていません。

ラッキーは、体を支えるかたちで付けられている2つのタイヤが後ろ足となり動くことができるのです。

ラッキーの犬用車いすは、2本のタイヤがカタカナの「ハ」の字のように広がり、安定感をもたらしています。

ラッキーのような犬が、自由に動いたり、走ったり、小回りが利くように、工夫されているのです。


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交通事故にあってしまったラッキー

島田さん夫妻がラッキーと名付けた意味は「私達の家に来たことが幸運になるように、幸せにしてあげよう」という想いによるものだそうです。

飼い主の愛情を受けて元気に暮らしていたラッキーが交通事故に遭ったのは、飼い始めて10ヶ月が過ぎた2013年11月3日、夕方の出来事でした。

徳之島には獣医が一軒もなく、沖縄の動物病院で手術をするために、沖縄の息子さん夫婦のもとにラッキーを預けることになりました。

獣医は、ラッキーの脊髄が損傷していること、30万円の費用がかかり、術後に改善しない場合もあることを伝え、「介護状態になっても10年以上面倒を見る覚悟があるか」と島田さんに質問しました。

「ラッキーは家族の一員です。どんなことでもします」と島田さんは答えました…。

手術に成功したラッキー

そして神経を繋ぐ手術は成功し、ラッキーは後ろ足を蹴る仕草や尻尾をゆっくり動かせるまでに回復します。

徳之島に戻ったラッキーが、オーダーメイドされた犬用車いすを装着した瞬間、飛び出すように喜んで辺りを走り回る姿は実に感動的です。

その後、ラッキーの喜ぶ姿を見て、安心したように寅が息を引き取りました。

島田さんが胃がんになった時、今度は島田さんをラッキーが精神的に支えました。

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おぼらだれん

亀津新漁港の防波堤のコンクリート壁の一角には、ペンキで大きく「おぼらだれん」と黒字で書かれてあります。

「おぼらだれん」とは、島言葉で「ありがとう」「感謝」を意味する言葉です。

それは、島田さんとラッキーの支え合う関係意味する言葉そのものです。

『車いす犬ラッキー』は、命の慈しみを深く考えることの出来る感動の一冊です。

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車いす犬ラッキー:読書感想文の書き方のポイント

タイトルに「車いす犬」とあるように、ラッキーが交通事故に遭った以降の話が、このお話の中心部分となります。

「車いす犬ラッキー」を読み込むときには、次のポイントをおさえておくと読書感想文が書きやすくなります。

「車いす犬ラッキー」読書感想文を書くときに押さえるポイント

  • ①ラッキーが脊髄を損傷したときの、獣医と島田さんとのやりとりの場面
  • ②ラッキーが初めて車いすを装着する場面
  • ③島田さんが胃がんになり、術後にラッキーがお見舞いに来る場面

以下、順番に解説していきます。

①ラッキーが脊髄を損傷したときの、獣医と島田さんとのやりとりの場面

30万円の費用と、術後に改善しない場合もあることを伝え、「介護状態になった場合も10年以上面倒を見る覚悟があるか,」と獣医が島田さんに質問を投げかけます。

島田さんは間髪入れずに「ラッキーは家族の一員です。どんなことでもします」と答えます。

この部分は、飼い主のラッキーへの真摯な愛情がひしひしと伝わる場面です。

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②ラッキーが車いすを初めて装着する場面

島田さんと一緒に「走れ!ラッキー」と思わず心の中で叫んでしまう場面です。

島田夫妻の足元にじゃれついて、走ることができる喜びを一生懸命伝えようとするラッキーの姿に心を打たれます。

③島田さんが胃がんになり、術後にラッキーがお見舞いに来る場面

この場面では、自宅に帰ってゆくラッキーの後ろ姿に、島田さんは何度も励まされました。

「手術に耐え、ラッキーは頑張ってきた。自分もがんばらねば」

島田さんは自分をそう励まし、入院生活を過ごすことができたと語っています。


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車いす犬ラッキー:読書感想文の例文

上で説明したポイントをもとに作成した、読書感想文の例文を紹介します。

『車いす犬ラッキー』は、事実に基づいたノンフィクションの書籍で、犬用の車いすを装着した犬と飼い主の物語です。書籍の表紙写真には、車いすで歩いているラッキーが載っていて、見たことのない装具に、目を奪われました。

そして非常に興味が湧き、この一冊を選びました。

ラッキーは4才の雑種のオス犬で、飼い主である島田須尚・小夜子夫妻と一緒に、鹿児島県・奄美群島の徳之島に住んでいます。

元々は捨て犬でしたが、自分たちの所へやってきたことがこの犬の幸運になれば、また「自分たちが幸せにしてあげたい」という想いから、ラッキーと名付けたそうです。

元気に走っていたラッキーが交通事故に遭ったのは、2013年11月3日の夕方の出来事でした。

体を支える後ろ足は、交通事故に遭い自力歩行ができなくなりました。

徳之島に獣医がいなかったため、沖縄の動物病院で手術を受けます。

その時獣医は、ラッキーの脊髄が損傷していること万円の費用と、術後に改善しない場合もあることを伝えて、「介護状態になった場合でも10年以上面倒を見る覚悟があるか」と島田さんに質問を投げかけます。

島田さんは間髪入れずに「ラッキーは家族の一員です。どんなことでもします」と答えました。

飼い主の、ラッキーへの真摯な愛情がひしひしと伝わってきます。

手術が成功し、徳之島に戻ったラッキーが初めて犬用車いすを装着する場面は、読んでいて島田さんと一緒に「走れ!ラッキー」と心の中で叫んでいました。

何度も何度も道を往復し、駆け回るその姿はとても感動的です。

後に飼い主である島田さんが胃がん手術を受けることになった時は、術後、病院の玄関外に娘さんとラッキーが毎日お見舞いに来ました。

ラッキーの姿に島田さんは幾度となく励まされました。

(手術に耐え、ラッキーは頑張ってきた。自分もがんばらねば)島田さんは自分をそう励まし、入院生活を過ごすことができたと語っています。

徳之島には「おぼらだれん」という島言葉があります。

「ありがとう」と「感謝」を意味する言葉です。

飼い主の島田さんとラッキーの互いを支えあう関係は、島言葉「おぼらだれん」の言葉そのものです。

この読書体験を活かして、より広い視野を持ち、命の慈しみを感じて生きていきたいと思います。


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