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この記事では、供物をいただいた時のお礼状の書き方や例文を紹介します。

供物や供花・弔電をいただいた方には、お礼状を送るのがマナーです。

しかし、ただお礼の言葉を並べればよいというわけではありません。

正しい敬語を使うことはもちろんのこと、NGワードにも気を付けましょう。


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供物へのお礼状の書き方:例文を紹介

供物,お礼状,例文

自分の身内の葬儀や法要の際に、供物(果物やお菓子などのお供え物)をいただいたときの例文を紹介します。

故人への心づかいへの感謝を忘れずにお伝えしましょう。

供物へのお礼状は、お忙しい中、葬儀に参列されたうえ、供物もお贈りいただいた方へお礼の気持ちを伝えるものです。

直接お礼に伺えないことへのお詫びもお忘れなく。

拝啓

父〇〇の葬儀の折には ご多忙の中 お越しいただいたうえ 立派なお供えを賜り まことにありがとうございました

謹んで 霊前に供えさせていただきました

故人もさぞかし感謝していることと思います

つきましては 拝趨の上ご挨拶申し上げるのが本意ではありますが 略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます

敬具

〇〇年〇〇月

喪主の住所

喪主の氏名


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供物のお礼状書き方マナー①:句読点を付けない方がベター

冠婚葬祭に関わる書状、または年賀状などにも、基本的には「、」や「。」の句読点は使われていません。

日本で句読点が使われ始めたのは明治時代です。

子どもが文章を読みやすくするために取り入れられたものなので、大人に対して使うのは失礼という考え方があります。

現在、通常の文書では句読点を使うのが当たり前になっていますが、儀礼的な文書にはあえて使わないことが慣例となっています。

この考え方を踏まえ、こちらでご紹介する例文はすべて句読点をつけておりません。

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初盆、新盆の際のお礼状

初盆や新盆とは、故人が亡くなり、四十九日の忌明けが過ぎて初めて迎えるお盆のことです。

その際、僧侶や知人を招き、法要が行われます。

こうした法要に際し供物をお贈りいただくことも多いので、お礼の気持ちをお伝えしましょう。

供物をお贈りいただいたお礼とともに、時節柄、先方の体調を気遣う気持ちを添えるとよいでしょう。

拝啓

このたび当家の初盆に際し ご鄭重なお供物を賜り 誠にありがとうございました

故人へのお心づかいに 心から御礼申し上げます

私どもも 初盆を迎え ようやく落ち着いてまいりました

まだ暑い日が続きますので お身体に気を付けてお過ごしください

敬具

〇〇年〇〇月

喪主の氏名
喪主の住所

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供物のお礼状書き方マナー②:お返しは送るべき?相場は?

お供物をいただいた際には、お礼状だけではなく、品物でお返しするのがマナーとされています。

相場は1,000~3,000円くらいですが、香典もいただいた際には、その分もプラスして品物を選ぶようにしましょう。

返礼品は、四十九日以降、香典返しと一緒に送ります。

葬儀から日が空いてしまうため、事前にお礼の電話を入れておくとよいでしょう。

>>供物・法事参列への返礼品を探す

会葬礼状の書き方

供物,お礼状,例文

会葬礼状は、通夜や葬儀に参列してくださった方へお礼気持ちを伝えるものです。

本来は葬儀が終わった後にお渡しするものですが、最近では、受付時に会葬返礼品やお清めの塩などと一緒にお渡しすることが多くなっていますね。

通夜や葬儀は前々から予定されているものではありません。

急なお知らせにもかかわらず、足を運んでくださったことへ、お礼の言葉をお伝えしましょう。

会葬礼状文例

拝啓このたびは母〇〇の葬儀に際し ご多忙中のところ ご会葬いただき また霊前へご鄭重なるご芳志を賜り 誠にありがとうございました

取り込み中のこととて 行き届かぬことばかりでございましたことをお詑び申し上げます

早速御礼に参上すべきところではありますが 失礼ながら書中をもちましてご挨拶にかえさせていだきます

敬具

〇〇年〇〇月

喪主の住所

喪主の氏名

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供物お礼状の書き方マナー③:故人や遺族の言葉でオリジナルの礼状をつくる

供物のお礼状を書くときには、できれば故人と供物をくださった方との関係性をうかがわせるようなエピソードを織り込みたいところです。

最近は「終活」という言葉もよく使われるようになっています。

自分自身の葬儀についてプランを練り、会葬御礼のメッセージを用意している方もいらっしゃるようですね。

また、遺族が故人のエピソードを交えながら、お礼の言葉をつづるのも良いでしょう。


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供花・弔電への礼状の書き方

供花いただいた方へは、供物の場合と同様に、品物での返礼も行いましょう。

金額の目安や送るタイミングは供物の場合と同じです。

弔電の場合はお礼状のみで結構ですが、できるだけ早く送るようにしましょう。

故人の最期を美しいお花で飾ってくださったことへの感謝をお伝えしましょう。

謹啓

この度 葬儀の折には 遠路ご会葬いただき またご鄭重なるご供花を賜り ありがとうございました

故人の最後を飾ってくださいました温かいお心づかいに 厚く御礼申し上げます

本来であればお伺いしてお礼を申し上げるところではありますが 略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます

謹白

〇〇年〇〇月

喪主の住所

喪主の氏名


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弔電へのお礼状の例文

お忙しい中、弔電をお送りいただいたことへのお礼状です。

遅くとも一週間以内に送るようにしましょう。

謹啓

故〇〇の葬儀に際しまして ご鄭重なるご弔電を賜り 誠にありがとうございました

遺族一同心より深謝いたしますとともに 生前のご厚情を賜りましたことを併せ 御礼申し上げます

本来であれば 拝眉のうえ ご挨拶申し上げるところではありますが 略儀ながら書中をもちまして 御礼申し上げます

謹白

〇〇年〇月

喪主の氏名

喪主の住所

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お礼は手紙で!書き方のポイント

この記事の最初に「儀礼的な文書に句読点はつけない」ことをお知らせしました。

ここでは、その他の書式やマナーについてお伝えします。

お礼状の書式、マナーについて

供物や供花、弔電へのお礼の気持ちは手紙で伝えましょう。

よほど親しい間柄の方には電話やメールでということもあるでしょうが、お礼状を送るのが基本のマナーです。

封書でもハガキでもかまいませんが、基本的には縦書きです。

文章の構成は、一般的な手紙の書き方と同じです。

拝啓や謹啓といった頭語で始まり、敬具、謹白など、頭語と対になった結語で締めます。

ただし、時候の挨拶文は入れません。

(初盆・新盆の場合はこの限りではありません。)

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NGワードに気を付けて!

冠婚葬祭においては使わない方がよい言葉があります。

葬儀の場合は、繰り返しを避けるという意味で、「ますます」「再び」など重なる言葉は避けた方が良いでしょう。

間違えやすいのは敬語の使い方です。

挨拶状を送るのは故人の身内です。送る相手(読み手)へ敬語を使うようにします。

死亡を意味する言葉として「逝去」というものがありますが、これは尊敬語に当たるので、お礼状には使いません。

「逝去した父(母)」ではなく「亡父(母)」という書き方にします。

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