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今、世界で徴兵制のある国はどのくらいあるのでしょうか。

身近なところでいえば、おとなりの韓国に徴兵制があることがよく知られていますね。

今回は、徴兵制を採用している国の一覧と、徴兵制の意義(実際に戦うことがあるのか?など)について具体的に解説させていただきます。


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徴兵制のある国一覧表

徴兵制のある国

※日本とアメリカは徴兵制がありませんが、規模の比較のために載せています。

 国名 軍事予算(百万ドル) 人口(100万人) 兵力(人)
2016年 2016年推計人口 2012年
(アメリカ) 611,186 323.3 2,285,000
中国 411,844 1,382.71 2,993,000
ロシア 183,396 143.44 1,364,000
北朝鮮 83,000 25.37 1,379,000
(日本) 49,222 126.96 247,746
韓国 47,765 51.25 659,500
イラン 43,613 80.46 563,000
ブラジル 41,401 206.1 713,480
アルジェリア 40,075 40.76 317,200
アラブ首長国連邦 34,581 9.86 51,000
トルコ 33,275 79.82 612,800
中華民国(台湾) 21,211 23.54 215,000
イスラエル 18,277 8.54 184,500
クウェート 18,024 4.23 22,600
エジプト 17,760 90.2 835,500
タイ 16,836 68.98 453,550
シンガポール 16,525 5.61 147,600
ベトナム 14,548 92.69 522,000
メキシコ 13,116 122.27 329,750
マレーシア 12,148 31.63 133,600
キューバ 8,172 11.48 75,500
ギリシャ 7,359 10.78 147,350
アンゴラ 5,522 27.36 117,000
スーダン 5,297 39.6 264,300
ノルウェー 5,024 5.25 25,800
イエメン 4,131 29.13 137,900
エクアドル 4,093 16.53 58,500
スイス 3,736 8.33 22,650
カザフスタン 3,708 17.93 70,500
デンマーク 3,269 5.71 17,200
フィンランド 3,244 5.49 25,000
チュニジア 3,067 11.22 47,800
オーストリア 2,871 8.74 22,800
ベラルーシ 2,185 9.5 158,000
ボリビア 1,320 10.9 83,200
コロンビア 1,292 48.75 440,224
ベネズエラ 1,292 31.03 115,000
カンボジア 1,088 15.78 191,300
アルメニア 1,055 2.99 49,100
コートジボワール 1,037 24.33 25,000
南スーダン 946 12.5 210,000
シリア 858 18.43 178,000
ジョージア(グルジア) 817 3.7 32,350
カーボベルデ 810 0.539 1,200
パラグアイ 806 6.86 25,450
チャド 802 11.86 34,850
カタール 723 2.62 11,800
セネガル 681 15.6 18,600
グアテマラ 520 16.58 42,300
キプロス 493 0.85 12,750
エルサルバドル 475 6.34 32,300
ニジェール 448 18.19 10,700
ギニア 404 12.65 12,300
モザンビーク 362 28.75 11,200
モンゴル 339 3.01 17,200
タジキスタン 293 8.66 16,300
ベナン 270 11.13 9,450
トーゴ 211 7.51 9,300
スワジランド 202 1.13 3,000
ウズベキスタン 200 31.34 68,000
トルクメニスタン 90 5.46 22,000
モルドバ 83 3.55 7,750
ラオス 62 6.59 129,100
赤道ギニア 56 0.82 1,320
ギニアビサウ 43 1.66 6,450
マリ共和国 39.1 17.99 15,800
ソマリア 22.34 14.32 20,000
中央アフリカ 16.37 4.89 8,150

※各種指標は、未発表の数値もあるため、複数の統計データから引用しておりますことをご了承ください。


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現代の徴兵制について

徴兵制をとっている国は一覧表で見ると多く見えますが、世界最大の軍事国家であるアメリカが徴兵制は採用していません。

その他、日本やドイツ、イギリスやフランスなどの主要国も徴兵制は採用していません。

この事実から考えても、現代において徴兵制は軍にとっては必須のものではなくなってきているのがわかります。

上の一覧表を見ますと多いのはアラブや北アフリカなどの紛争の地域多いエリアに位置する国です。

経済力の発展した中国もまだ徴兵制は捨ておらず、志願制との併用です。

ロシアは伝統的にソ連時代から巨大な軍隊を持っていますので、徴兵制による軍組織の維持という面が大きいのかもしれません。

その他は小国であるが近隣に対立する仮想敵国がある国家が多いように見えますね。


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なぜ徴兵制を採用しているの?

上で紹介させていただいた徴兵制のある国の一覧表を見ると、中国やロシアは別格として、徴兵制を採用している国には比較的小国が多いことが分かります。

兵力をある程度確保するためには、人口が少ない国家が徴兵制をとりうることはあり得ます。

そして、国の方針として、どうしても徴兵制を維持しなければばらない場合もあります。

この両方の条件をそろえているのがスイスです。

スイスは永世中立国であり、日本では平和な国家であるというイメージが強いですが、中世より国民をエリア別にバラバラな集団として、ヨーロッパ各国に傭兵として輸出していた伝統のある軍事国家です。

スイスは永世中立国であることを国是としていますが、その中立は何によって守られているかをよく理解しているといえるのかもしれません。

徴兵制を実施することで、軍事訓練を受けた人間を多く抱えることが出来ます。現在の兵力の他に、間をおかず動員できる予備役の兵力を20万人以上確保しています。

これも、徴兵制により国民に軍事的な訓練を施しているからです。

当然、いざとなればスイス国民は銃を持って戦います。

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徴兵制のメリットってなに?

先進的な国家にとっては非常にコストの高い徴兵制ですが、まだ、世界には徴兵制のある国は多く、それは、高いコストをかけても維持するメリットが徴兵制にあると判断された結果でしょう。

そもそも、徴兵制はどのようにして始まり、そして何のメリットがあるのか。

正常不安な途上国や小国の場合は、軍そのものが外国よりも国内を剥いていることがあります。

権力を維持するシステムとして軍が位置づけられている場合は、徴兵制をもつことで国民を教育し、国家としてのまとまりを作ることが期待できます。

実際に戦前の日本では、徴兵による軍隊は「教育の場」として機能しましたし、今でも日本で徴兵制復活を訴える人の話には「軍隊にいれて、若い者の叩き直す」という言説が聞こえてくることがあります。

教育内容の善悪は別にして、徴兵により国民を軍に取りこむことは、国民教化のためには効果的です。

一覧表をみても、比較的小国で政情不安定な国に徴兵制がある理由のひとつはそのあたりにもあります。

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徴兵制の歴史とこれからどうなる?

近代戦・現代戦では徴兵制はまったく無用のものというのが現実です。

実際、世界最強の軍事力を持つアメリカの軍隊はプロフェッショナル化が進んでおり、一般人が徴兵されて参加する余地はほぼなくなっています。

ただ世界の全ての国が先進的な装備や軍事システムを導入しているわけではありません。

そのような国家には、徴兵制は十分にメリットをもたらす存在となりえます。

また、徴兵制もその歴史の中では非常に有効に機能していた時期がありました。

徴兵制の歴史と今後、世界の軍隊で徴兵制がどのようになっていくかを考えてみましょう。

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近代の軍隊の成立と徴兵制

軍隊の歴史を見ますと、徴兵制はまさに近代の軍隊の成立と同時期に誕生した軍の近代化を象徴するものでした。

ヨーロッパにおける軍隊は、近代に入り世界中に植民地を作り、アジア諸国も次々と植民地化されていきます。

当然、産業革命に裏打ちされた科学技術の進歩と、それによる兵器の発展は第一の要素です。

しかし、軍の編成が大きく変化していたことも見逃せません。

傭兵中心の兵は、ドイツ30年戦争の中で、ヴァレンシュタインという傭兵隊長の手により絶対王政下の軍隊へと変わっていきます。

彼は、占領した村々の徴税権を手に入れ、村人を徴兵し軍隊を作り上げます。

それは、当時としては考えられない15万人を超える規模の軍隊です。

傭兵による、村の支配と強制的な徴兵が、徴兵制の始祖ともいえる形でした。

傭兵時代では考えられない兵力の大量動員が可能となったのです。


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徴兵制のある国は減っている?

将来は徴兵制のある国家は減っていく可能性が高いでしょう。

国民の教育コストが上昇していること、無人兵器技術が進んできていること、民間軍事会社が今後も軍の市場を狙って拡大することなどが理由に考えられます。

特に先進主要国では、何も生み出さない軍においておくには勿体ない人材が多く生まれます。

鉄砲持って兵隊となるよりも、国に利益を与えるような高い能力を身に着けた、教育を受けた国民が増えてきます。

国益を考えた場合、そのような国民に軍事教育を施し、兵にして、予備兵力を確保することはあまり意味のあることではありません。

また、徴兵制によって創られた大きな予備兵力を投入する前に、戦争を短期で終わらせる方が国家にとってはメリットがあります。

よって、一部の特殊な国情のある国以外では、徴兵制は国益に合わない、非効率なものとなるのです。
また、科学技術の進歩は多数のAI(人工知能搭載)の自律兵器を生み出していますので、無人兵器導入コストが、国民を兵隊化するコストを下回る国家が増えて来れば、徴兵制のある国家は減っていくでしょう。


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現代戦で徴兵制は意味があるの?

現代の非対称戦、不正規戦においても、その戦闘に対応できる無人兵器の開発が進んでいます。

現代ではいかなる戦争でも、先端国家側には徴兵制は意味ない物であることは変わらないでしょう。

しかし、内政の失敗により破綻しうる国家群はこれからも出てくる可能性はありますし、地域紛争は無くなることはないでしょう。

そのような「命の重さの軽い国」では相変わらず徴兵制が続く可能性があります。

徴兵制には、直接の動員、兵力の増加以上に国民を教育するという効果も期待できるからです。

現代戦の中の戦闘の中では、徴兵制は意味がなく、おそらく志願制の軍隊に戦闘で勝つことは困難です。

それは、徴兵制を選ぶ国家が、徴兵制を選ばざるを得ない時点で、志願制を取っている国家より、多くの面で劣っている可能性が高いということでもあります。

ただ、戦わない抑止力として徴兵制を持つことは、政治のひとつの選択肢であるかもしれませんが、それは周囲の国情によりますので、なにを持って正解とすることはできない判断です。

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まとめ

徴兵制のある国家なまだ世界中に多くありますが、やはり独裁国家であったり、紛争エリアの苦に出あったり、小国であったり、特殊な国情をもっていたりという例がほとんどです。

先進国にとって、純軍事的な意味では「徴兵制」は軍隊にとっても歓迎できない制度です。

そのようなことに、軍事費を使うなら、新規の無人兵器でも開発してくれた方がマシなのですから。

コストパフォーマンスの悪い国益にかなわない方法であるとしか言えないでしょう。

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