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Boys, be ambitious(少年よ大志を抱け)」というクラーク博士が遺した名言は誰しもが一度は耳にしたことがあるかと思います。

ですが、この名言には実は続きがあったという事はご存知でしょうか?

今回は、そんな秘密の隠された「Boys, be ambitious(少年よ大志を抱け)」という名言とその続きについて、クラーク博士の人物像を交えながら、徹底解説したいと思います。


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クラーク博士の名言の続きと意味を解説!

まずは、名言とその続きの和訳と意味について。

名言は知っていても、クラーク博士については全く知らない方もいらっしゃるかと思うので、そちらについても解説していきます。

名言には続きがあった!全文の英語和訳

まず、「Boys、be ambitious」はいうまでもなく「少年よ。大志を抱け(大きな夢や希望を持ちなさい)」という意味です。

これは、札幌農学校での任期を終え、生徒たちとの別れの際にクラーク博士が発した言葉なのですが、実はこの言葉の後にはまだ続きがあったとされ、2つのバリエーションがあります。

パターン①:この老人のごとく

1つ目はシンプルなパターンです。

この老人のごとく、というのは言うまでもなくクラーク博士自身のことですね。

晩年まで意欲と夢を持ち続けたクラーク博士だからこそ述べることができる自信に満ちた言葉です。

Boys, be ambitious like this old men

意味:「少年よ大志を抱け。この老人のごとく

パターン②:金銭や私欲を求めるな

2つ目のパターンは私欲を求めることなく、人としての在り方について述べたものです。

Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.

意味:「少年よ。大志を抱け。金銭や私欲を求める大志であってはならない。名声などと呼ばれる泡沫のものを求める大志ではあってはならない。人としてなすべき全ての本分に対してのものであれ。

両方とも、自らが化学、植物学、動物学や農学に精通し、大学の学長を経験したクラーク博士だからこそ言える言葉です。

何かを学び、極めて自らが模範となり、それを誰かに伝えて役立ててほしい。

そんな意味がこもっている言葉ですね。


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クラーク博士は実はこんな人物

そんなクラーク博士は熱心な教育者で、1876年(明治9年)に、マサチューセッツ農科大学の1年間の休暇を利用し来日しました。

滞在期間は一年間でした(実際に学校にいたのは8ヶ月)

赴任されてからのクラーク博士の仕事ぶりは凄まじいもので、学校には校長がいたのもかかわらず、「President(校長)」を名乗ることが許可され、実質的には校内のすべてを仕切っていました。

マサチューセッツ農科大学の学習プログラムを札幌農学校に移植し、厳格かつ水準の教育体制を築き上げ、自らが模範なって生徒たちを鼓舞していました。

そんな彼の情熱に勇気付けられた生徒たちは、酪農技術の習得に励むようになり、現在の北海道の酪農業の礎となりました。

実際、彼の生徒であった佐藤昌介は札幌農学校(現在の北海道大学)の教授となり、札幌農学校を北海道帝国大学へと昇格させ、初代学長となり、北海道の農業発展に貢献しました。

※実は投資で大失敗していたクラーク博士…
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カレーライスを広めたのもクラーク博士?

実は、カレーライスを日本に広めたのはクラーク博士だという説があります。

彼はカレー以外の料理のときの米食を禁止、パン食を推奨しました。

理由は、北海道の気候上イネが育ちにくく、麦を栽培することを勧めるためでした。

彼が去った後も、カレーとパン食文化は残り、当時の寮食には、隔日でパンと肉、カレーライスが提供されていました。

こういった経緯もあり、北海道大学構内にはある「レストラン・エルム」では「クラークカレー」を食べることができるので、北海道にお越しの際は、立ち寄ってみるのも楽しいかと思います。

まとめ

今回は、クラーク博士の名言の和訳や意味、その人物像について解説させていただきました。

名言だけではなく、クラーク博士の功績は素晴らしいもので、学ぶべきところがたくさんあります。

北海道を訪れる際には、クラーク博士ゆかりの地を巡って、彼の功績について学んでみるのもよいでしょうね。

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