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優先席では携帯電話の電源をなぜ切る?混雑時の影響やトラブルの理由を解説!

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「混雑時には優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」

ちょっと前まではすべての席で電源を切るように言われていたのに、最近はルールが変わったの?と違和感を持った人も多いかも知れません。

また、なぜわざわざ電源を切るようなことをしないといけないの?これって本当に意味あるの?と疑問に思われている方もおられるのではないでしょうか。

今回は混雑時に携帯の電源を切る理由や、それにともなうトラブルが起こる理由について詳しくご説明していきたいと思います!

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電車の優先席付近で携帯の電源を切る理由

混雑に携帯の電源を優先座席付近で切らないといけない理由は、「ペースメーカーをつけられている方への配慮」のためです。

ペースメーカーのような医療機器が携帯の電波などによって影響を受けることによって、ペースメーカーをつけた人への身体的な損害が生じることを考慮し電車内ルールとして推進されています。

優先席での携帯電源ルールは変更された

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「混雑時には、優先座席付近では電源をお切りください」という電車内のアナウンスに違和感を持ったことがあるという方も多いと思います。

以前は電車の中ではすべて電源を切るように言われていましたよね(優先座席ではない普通の座席で携帯を見ていて、車掌さんに注意されたという方も多いはず)

2018年現在、JR東日本や関東、東北、甲信越の私鉄や地下鉄など37の鉄道事業者がルールの見直しを行い、「混雑時のみ」と限定されています。

今は混雑時のみと限定されている

関西や関東の電車内の旧アナウンスでは優先座席付近では「常時」電源を切るような指示がありましたが、現在のアナウンスでは「混雑時」に限定されています。

混雑時に限定されたとしても、このルール自体がそもそも必要なのかについて特に若者を中心に疑問の声が挙げられています。

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優先席付近では電源オフルールって必要?

現在のルールとして混雑時には優先席付近では携帯電話の電源は切ることになっているのですが、「そもそもこのルール必要なの?」と不満に感じている人もいるでしょう。

混雑時に限定されたとしても電源オフルールは本当に必要なのでしょうか?

技術進歩により悪影響の可能性は低い

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というのも、総務省による発表によると携帯の電波が心臓のペースメーカーに影響を与える可能性は非常に低いということがわかっているんです。

現代の医療の進歩によりペースメーカーへの影響はほとんど皆無とも言われている中でなぜ、「混雑時のみ」という限定がありながらもルールが残り続けているのでしょうか?

それでも電源オフルールがある理由

こうした医療の進歩があっても電源オフルールがあるのは、過去にペースメーカーに関するトラブルが発生してしまったという事実があるからです。

2015年6月には「優先席でタブレットをいじるな!」とJR京浜東北線を走行中の電車内で男性70歳がタブレットを使用していた会社員男性に刃物を突きつけるという事件が発生しました。

さらに2014年には60歳男性が優先席でスマートフォンを使用していた女性に罵声を浴びせ、列車の運行を妨害するという事件も発生しています。

こういった背景があり、鉄道会社としても医療的に影響がないとはわかっていつつもその乗客同士のトラブルの予防策として電源オフルールを設けているというのが現状でしょう。

ペースメーカー利用者人の気持ち

では私たちはこのルールとどう向き合っていけばよいでしょうか?

「物理的に影響ないからスマホ触ってもいいじゃん!」というネットの声が多く見受けられますが本当にそう考えてよいでしょうか?

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これは科学的な問題ではなく、感情の問題ととらえるべきです。

一度、ペースメーカーをつけられている方の気持ちになってみましょう。

影響はないとわかっていてもスマホやタブレットを近くで堂々と触れると少し不安な気持ちになりませんか?

そういったペースメーカーをつけられている方々の気持ちを考慮すれば、自分勝手な意見をもって「スマホを使うべきだ!」なんて簡単には言えないはずです。

そもそもその短時間スマホを触らないといけない理由がありますか?

本当に緊急であれば場所を変えればいい話です。

思いやりをもって、自分の行動を見直してみましょう。

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