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これまで何度か転職を経験している人にとって、「転職回数」は常に頭の痛い問題かもしれません。

「税理士事務所への転職を考えているけど、転職回数が多いから不利かも…」こんな悩みを抱えている方もひょっとしたら多いのではないでしょうか。

一般的に、転職回数が多いと「続かない人」と思われる傾向があるといわれています。

ただ、税理士事務所業界というのは人材の入れ替わりが激しい業界ですから、転職回数の多さがただちに採用に不利に働くというわけではありません。

転職面接では、転職回数の多い少ないよりも、回数が多い理由を相手が納得できるように説明することに注力しましょう。

今回は、税理士事務所への転職を目指す方向けに、転職回数について質問された時の上手な答え方について解説させていただきます。

>>税理士事務所への転職活動を始める時期

転職に至った「理由」を説明しよう

転職回数が多くても、転職で不利になるかどうかはその理由によります。

回数の多さについてあれこれ言い訳を考えるよりも、それぞれの転職理由をきちんと説明できるように準備しておくことが大切です。

たとえば、「転職回数が多いのはなぜですか?」と聞かれたときに、「人間関係がうまくいかなくて…」や「やりがいを感じられませんでした」なんて答えてしまうと、採用は遠のいてしまいます。

この場合は「周囲とうまく付き合えずにすぐにやめてしまう」と思われる可能性が高いからですね。

事務所側は長く活躍してほしいと考えているので、すぐにやめる可能性のある人を採用することはできません。

相手が納得できるように説明する

それならどうこたえるのがベストなのか?ですが、転職回数が多い場合は、転職に至った理由をしっかりと説明することが大切です。

たとえば、一般事務から経理職を経験した後に、税理士事務所を目指す人であれば、以下のようなやり取りが考えられるでしょう。

一般事務 → 経理 → 税理士事務所の場合

面接での想定問答

面接官:「転職回数が多いのはなぜですか?」

あなた:「1回目の転職は、上司の指示で簿記の勉強を始めたことがきっかけで、経理の仕事をやってみたいという気持ちが強くなったことが理由です。

結果として〇社の経理に採用されたのですが、簿記の勉強をしながら経理実務の経験を積んだことで、自分は会計分野で活躍できる人間になりたいという気持ちを持つに至りました。

前職の経理では、理論の学習と実務の両方について理解を深めることができ、自分の職業上の目標を定めることができたので、とても感謝しています。

その後、本格的に会計や税務についての知識を深めたい、この分野の仕事をもっと突き詰めていきたいと考えるに至り、税理士業界への転職を志すようになりました。

 

重要なことはそれぞれの転職にきちんとした理由があること

上のやりとりのように、それぞれの転職についてしっかりとした理由と、長期的な展望が見えるように答えることができれば、採用担当者に悪い印象を与えることはないでしょう。

上の例でいえば、それぞれ以下のような理由が対応しているのがお分かりいただけるかと思います。

 

それぞれの転職での理由をしっかりと説明する

  • 1社目→2社目の転職理由:簿記の勉強を始めたことをきっかけに、会計分野に挑戦したいと考えた
  • 2社目→3社目の税理士事務所への転職理由:理論と実務の両方を経験することで、本格的に会計分野を自分の仕事にしたいと考えた

 

その際、「自分本位な人」という印象を持たれないように、「前職ではこういうことを学ぶことができ、感謝している」ということを付け加えるようにしましょう。

※上の例でいえば「自分の職業上の目標を定めることができたので、とても感謝しています」の部分が対応します。

しっかりとした説明ができれば、「向上心があって、状況の変化に対しても逃げずに対処できる人」という好印象を与えられる可能性もあります。

人生のうちで方向転換をすることは何ら恥ずかしいことではありません。

正当な理由があることを説明できれば、転職回数が多くても不利になることはありませんよ。

上の想定問答を参考に、ご自身の転職履歴をリストアップしてみて、それぞれの転職について理由をつけることから始めてみてくださいね。

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転職回数が多いことが有利になることも

ここからは税理士事務所特有の事情について考えていきましょう。

税理士事務所への転職の場合、転職回数が多いことをアピール材料にすることもできます。

取引先の事業内容の理解

税理士事務所に入社すると、複数の取引先の経理や税務申告を担当することになります。

そのため、転職をして複数の会社で働いてきた経験は、多くの取引先の事業内容を理解するのに役立ちます。

たとえば、「転職していろいろな会社で働いた経験を、取引先の事業内容の理解に活かすことができます」と伝えれば、転職回数が多いことが強みに変わります。

新しい環境に適応できる

また、転職して新しい職場で働くのは、新しい環境に適応できるかという不安もありますよね。

実は応募者だけでなく、「事務所スタッフや取引先とうまくやれるだどうか」と採用する税理士事務所側も不安を感じているんです。

そのため、転職を経験して新しい環境にも適応できたことをアピールできれば、転職回数が多いことも強みになります。

たとえば、「転職を数回経験しましたが、どの職場でも人間関係に恵まれて気持ちよく仕事ができました。お世話になった職場や取引先の方々には今でも感謝しています」と伝えれば、新しい環境に適応できる人だという印象を与えられるでしょう。

このように、税理士事務所転職では、転職回数が多いことを強みにすることもできるんです。


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まとめ

税理士事務所に転職したくても、転職回数の多さから躊躇してしまっている人もいるかもしれません。

しかし、転職回数の多さは不利になることばかりではなく、伝え方を工夫することで強みにもなるんです。

転職理由の伝え方を工夫し、税理士事務所への転職を成功させましょう!

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