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税理士は営業力がないと独立できない?

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税理士を目指す人のほとんどが将来的には独立することを目指されていると思いますが、実際のところ独立して成功する税理士というのはそれほど多くありません。

その根本的な要因としてあげられることが多いのは「営業力がない」という点ですが、近年ではより重要なのは営業力よりもむしろ集客(マーケティング)がうまくいくかです。

今回は税理士が独立した後に成功するためにはどういうことがポイントになるのか?について考えてみましょう。

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営業力よりも集客を重要視するとはどういうことか?

試しに「相続税申告 東京」「税務調査 税理士 大阪」といった検索キーワードでヤフーやグーグルで検索をかけてみてください。

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かなりお金のかかっていそうな税理士事務所のブログやサイトが上位に表示されていると思います。

実際にウェブサイトを作ってみた経験のある方ならわかると思いますが、上記の2つのような「税理士を探していそうな人が検索するキーワード」でグーグルやヤフーの検索結果に上位を確保するためにはかなりの労力がかかります。

多くの場合(サイト作成のノウハウがない場合)は専門のサイト作成業者などに作成を依頼することになりますが、これには初期費用として数百万円、毎月のランニングコストとして数十万円単位のお金がかかるのが普通なのです。

お金をかけてサイトを作る意味とは?

これだけお金をかけてサイトを作り込んでいるということは、それだけインターネット経由で顧問先になるお客さんが多いということでもあります(ただでさえコスト意識の高い税理士が無意味にこういったことにお金をつぎこむことはありえません)

ひと昔前までは、お客さんが税理士を探す場合には知人の紹介や地元に看板を出している税理士事務所にお願いするのが一般的でしたが、現在ではお客さんが税理士を探すときの最初のアクションはグーグルやヤフーでの検索にシフトしています。

近年では営業力うんぬんよりも「見込み客をうまく集客できているか」がより重要視されているというのはこういう意味なのです(サイト内部でクロージングは完了していて、実際に事務所に相談に来た段階で契約の意思が固まっている…というケースがほとんどです)

税理士もビジネス。お客さんがいないと成り立たない

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独立を考えいている税理士資格者の方の場合、独立後には「お客さんのために会計や税務処理について職人的に仕事をする」というイメージを持っている方も少なくないと思います。

残念ですが、こういうイメージで独立してしまうと高い確率でうまくいきません。

税理士もビジネスですから、

 

  • ①見込み客を集め、
  • ②その見込み客に対してセールスをかけることでお客さんになってもらい、
  • ③しっかりとしたサービスを提供してリピーターになってもらう

 

という3ステップがないと利益を出せないのは当然といえます(これは税理士も弁護士も通販の化粧品会社もすべて同じです)

もしあなたが現在、会計事務所に勤めている税理士の方であれば、所長税理士が普段どんな仕事をしているかをよく観察してみてください。

税務や経理についての仕事はスタッフに任せて、既存のお客さんをフォローしたり、新規のお客さんの契約クロージングに動いている時間が多いというのが実際のところだと思います。

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独立後には税理士も企業経営者としてお客さんを集める努力をしなければ食っていくことはできないのです。

会計や税務のプロフェッショナルなのに、独立すると上手くいかない…という場合、独立後には税理士も企業経営者としての仕事がメインになるということの認識が不十分なケースが多いです。

独立したい根源的な理由を考える

あなたが「独立したい」と考える根源的な理由はどのあたりにあるでしょうか。

独立するとむしろ税務関係の処理はスタッフに任せ、所長税理士としての仕事はお客さんをいかに確保するか?になることは理解しておきましょう。

もし「とにかく面倒な人間関係に振り回されることなく、税務や経理の専門的な仕事に没頭したい」、「職人的に仕事に取り組みたい」ということを理想とされているのでしたら、独立はベストな選択肢とならない可能性が高いです。

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